[PartNo:T198423、VKB:56621 702 097、SRL-No:NELI1S1PFS08]FLIR Systems AB 赤外線サーモグラフィカメラ Exシリーズ FLIR E4、E5、E6、E8 他 バッテリーセル交換 関連情報
FLIR Systems AB(フリアーシステムズ)のサーモグラフィカメラ「Exシリーズ(E4 / E5 / E6 / E8等)」で採用されているリチウムイオンバッテリー(型番:T198423)の仕様・取り扱い・メンテナンスガイドです。
1. 基本スペックと識別情報
当該バッテリーは、Exシリーズのハンディ型サーモグラフィで幅広く採用されている専用パワーパックです。
- 部品番号 (Part No.): T198423 / T198530(製造時期やパッケージにより異なる場合あり)
- セル識別番号 (VKB / Serial): 56621 702 097 / NELI1S1PFS08
- セル構成: 1S1P(リチウムイオン 1直列1並列)
- 定格電圧: 3.6V 〜 3.7V
- 公称容量: 約 2600mAh 〜 3000mAh (約 9.6Wh 〜 11Wh)
- セルメーカー仕様: VARTA製セルベースの産業用設計
2. 対応機種(互換性リスト)
以下のFLIR ExシリーズおよびEx-xtシリーズ本体に対応しています。
- FLIR Exシリーズ: FLIR E4 / FLIR E5 / FLIR E6 / FLIR E8
- FLIR Ex-xtシリーズ: FLIR E4-xt / FLIR E5-xt / FLIR E6-xt / FLIR E8-xt
- 関連アクセサリー: FLIR純正 卓上充電器(型番: T198531)
3. 充電・運用ガイド
サーモグラフィの正確な計測とバッテリー寿命の最大化には、適切な電源管理が欠かせません。
- 充電方法
- 本体直接充電: カメラ本体にMicro-USB / USB-Cケーブル(機種による)を接続して充電。
- 外部スタンド充電: 予備バッテリーがある場合は、専用卓上充電スタンド(T198531)を利用することで2本同時に運用可能。
- 満充電までの時間: 約2.5時間〜4時間(本体充電か専用充電器かにより変動)。
- 動作適正温度: -15℃ 〜 +50℃
- 極端な低温環境下(0℃未満)では、電圧降下により実効稼働時間が短くなります。使用直前までポケット等で保温しておくとパフォーマンスが安定します。
4. 保管および寿命を延ばすポイント
1S1P構成のリチウムイオン電池は過放電・過充電に非常に敏感です。長期間使用しない場合の取り扱いに注意してください。
- 長期間使用しない場合
- 残量 40%〜60%(インジケーター2〜3目盛り) 程度でカメラ本体から取り外し、涼しい場所(15℃〜25℃推奨)で保管してください。
- 満充電(100%)または完全放電(0%)状態での長期放置は、セルの劣化・膨張を急速に早めます。
- 補充電の推奨
- 6ヶ月以上使用しない場合でも、半年に1回は残量をチェックし、50%程度まで補充電を行ってください。
5. 交換時期のサイン(トラブルシューティング)
以下の症状が見られた場合は、バッテリーの寿命または不具合の可能性が高いため、交換をおすすめします。
- 稼働時間の極端な低下: 満充電しても1時間未満で電源が落ちる(正常時は約4時間駆動)。
- 本体・バッテリーの膨張: 外装ケースが膨らみ、カメラのバッテリースロットへの出し入れが引っかかる。
- 充電エラー: 充電器のLEDが赤点滅する、またはカメラ本体で充電マークが認識されない。
- 突然のシャットダウン: 残量表示がまだ残っているにもかかわらず、高負荷動作時(保存処理時など)に電源が切れる。
6. 調達・購入時のアドバイス
- 純正品と互換品: 現場での計測精度や安全性(過充電・過熱保護回路の信頼性)を考慮すると、FLIR純正品(T198423)の調達を推奨します。

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