計測機器

[362132]X-Rite (GretagMacbeth) カラー反射濃度計 D19C 他 バッテリーセル交換 関連情報

X-Rite(旧GretagMacbeth)のカラー反射濃度計 D19C などの測定機器で使用されている、純正型番 362132 バッテリーパック(7.2V / 1650mAh / Ni-MH)についての互換・交換・メンテナンスガイドです。

1. バッテリーの基本仕様と対象機種

  • 純正型番: 362132
  • 定格電圧: 7.2V
  • 公称容量: 1650mAh(ニッケル水素 / Ni-MH)
  • 主な対応機種:
    • X-Rite / GretagMacbeth: D19C, D196, SpectroEye などのカラー反射濃度計・分光測色計シリーズ(同形状のバッテリーポケットを採用しているモデル)

2. 互換バッテリーの選定ポイント

純正品が入手困難な場合や費用を抑えたい場合は、サードパーティ製の互換バッテリーを探すことになります。購入・選定時は以下の点を確認してください。

  • 形状とコネクタの適合 バッテリーの寸法だけでなく、端末側の電池室に収まるか、端子(コネクタや接点)の形状・極性が一致しているかを必ず写真等で確認します。
  • 容量(mAh)の調整 1650mAhより大容量(例: 2000mAh〜2200mAh)の互換品も販売されている場合があります。7.2Vの電圧が合っていれば、容量が大きくても使用時間の延長になり問題ありません。
  • 電池のセル種類 必ず「ニッケル水素(Ni-MH)」のものを選んでください。電圧が近くてもリチウムイオン等の異なる化学組成のものを無理に使用すると、充電器が正しく検知できず発熱・故障の原因になります。

3. バッテリー交換・セル交換(リフレッシュ)の手順と選択肢

A. 互換品パックへの丸ごと交換

最も手軽な方法です。精密ドライバー等で端末裏面のバッテリーカバーを外し、古いパックのコネクタを抜いて新しいパックに差し替えます。

B. セル交換サービス(リフレッシュショップ)の利用

もし完全適合する互換パックが見つからない場合、専門の「バッテリーリフレッシュ業者」に依頼する選択肢があります。

  • 既存のバッテリーパックの「ケース」と「コネクタ」を再利用し、内部の単4または単3サイズのNi-MHセルだけを新品に打ち替えてもらうサービスです。
  • 純正の形状を完璧に維持できるため、装填トラブルが起きにくいメリットがあります。

4. 濃度計本体・バッテリーを長持ちさせる運用ガイド

  • 初期充電(メモリー効果の防止) Ni-MHバッテリーは「メモリー効果」(使い切らずに充電を繰り返すと容量が減ったように見える現象)が発生します。新品使用時や長期間放置した後は、満充電までしっかり充電してから使用してください。
  • 長期間使用しない場合の保管 機器の中に放置しておくと、微少な待機電力で過放電を起こし、バッテリーが二度と充電できなくなる恐れがあります。
    • 数か月以上使用しない場合は、必ず本体からバッテリーを外して保管してください。
    • 半年に1回程度は補充電を行うと、セルの劣化を防げます。
  • 測定精度の維持 電圧が下がってくると、光源の光量が安定せず測定エラーや値のばらつきの原因になります。重要な印刷物や色校正の測定前には、必ずACアダプターを接続するか充分に充電された状態で行ってください。

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