[DC7.2V]イノアックコーポレーション INOAC フレアーマン FM-X 他 バッテリーセル交換 関連情報
イノアックコーポレーション(INOAC)の「フレアーマン FM-X」は、空調配管のフレア加工を自動で行う非常に便利な電動工具ですね。
ただ、ご提示いただいた**7.2V / 1.2Ah (Ni-Cd: ニカド)**という仕様は、現在では「絶版」あるいは「世代交代」の過渡期にあるスペックです。快適に使い続けるためのメンテナンスや代替策について、ガイド形式でまとめました。
🛠️ バッテリーの現状と互換性
お探しのバッテリー型番「DC7.2V」は、当時のマキタ製やパナソニック製のOEM(相手先ブランド製造)に近い形状をしていることが多いのが特徴です。
1. 純正品の入手性
現在、ニカド電池(Ni-Cd)は環境負荷の観点からメーカー生産終了(廃番)が進んでいます。INOAC純正品としての新品入手は非常に困難な状況です。
2. 「セル交換(リフレッシュ)」という選択肢
バッテリーのケースはそのままに、中身の電池(セル)だけを新品に交換するサービスが主流です。
- メリット: 廃番バッテリーでも復活できる。
- 注意点: 専門業者に依頼する必要があります(DIYは発火リスクがあるため非推奨)。
3. 電圧と容量の読み方
- 7.2V(電圧): これは絶対条件です。これより高い電圧(9.6Vや12V)を差し込むとモーターが焼き付きます。
- 1.2Ah(容量): いわば「燃料タンク」の大きさです。現在リフレッシュに出すと、2.0Ahなどの高容量セルにアップグレードされ、一度の充電で使える回数が増えることが一般的です。
💡 FM-Xを長く使うためのメンテナンス・コツ
フレア加工の精度を維持するために、バッテリー以外に以下の点を確認してください。
- コーンの清掃: 銅管の切り粉がコーンに付着していると、フレア面に傷が入りガス漏れの原因になります。
- クランプの摩耗: しっかり保持できないと、加工中に銅管が逃げてしまい、規定のサイズになりません。
- 充電器の相性: ニカド電池専用の充電器を使用してください。ニッケル水素(Ni-MH)用で充電すると、完全に充電できなかったり、電池を痛めたりする場合があります。
⚠️ 注意:リチウムイオンへの買い替え検討
もし、現場で「パワー不足」や「充電の持ちの悪さ」を頻繁に感じるようであれば、最新のリチウムイオン電池モデルへの買い替え時かもしれません。
- メリット: 自己放電が少なく、継ぎ足し充電が可能。
- 重量: ニカドモデルよりも軽量化されていることが多く、長時間の作業が楽になります。
[!IMPORTANT] 中古バッテリー購入の落とし穴 オークション等で「未使用品」として出品されているニカド電池は、長期間放置により放電しきっており、充電できない(不活性化している)ケースが多々あります。購入の際は「動作確認済み」か「セル交換済み」を選ぶのが賢明です。

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