[Metz 76-56、7/HR-AAU]メッツ Metz MECABLITZ 76MZ-5 digital グリップストロボ バッテリーセル交換 関連情報
メッツの名機「MECABLITZ 76MZ-5 digital」をお使いですね。このストロボはその圧倒的な光量と安定感から「大外付けストロボの王様」とも呼ばれる逸品ですが、専用バッテリーの維持が運用の鍵となります。
ご指定のバッテリー型番(76-56 / 7/HR-AAU)を中心に、役立つ情報をガイド形式でまとめました。
1. バッテリー仕様の基本確認
このストロボに使用されるニッケル水素(NiMH)バッテリーパックのスペックは以下の通りです。
- 型番: Metz 76-56(中身のセル構成が 7/HR-AAU)
- 電圧: 8.4V
- 構造: 単3形の高容量ニッケル水素電池(HR-AAU)を7本直列に接続したもの。
- 特徴: 76MZ-5の大電流放電に対応するため、一般的な乾電池よりもタフな設計になっています。
2. 運用・メンテナンスのポイント
ニッケル水素電池を長く持たせるためのコツです。
- メモリー効果に注意: 完全に使い切る前に充電を繰り返すと、容量が減ったように見える「メモリー効果」が起こります。時々、ストロボのモデリングライトなどを使って放電させてからフル充電するとリフレッシュされます。
- 長期保管時の罠: 完全に放電した状態で放置すると、再充電ができなくなる(過放電)ことがあります。使わなくても3ヶ月に1度は充電することをお勧めします。
- 予備の確保: 76MZ-5は消費電力が激しいため、現場では予備バッテリー(76-56)を複数用意するのがプロの定石です。
3. バッテリー寿命が来た時の対処法
現在、Metz純正の新品バッテリーは入手が難しくなっているケースが多いです。以下の3つの選択肢が一般的です。
① 互換バッテリーの購入
海外メーカーなどが製造している互換品を探す方法です。比較的安価ですが、信頼性の高いショップから購入することが重要です。
② セル交換(リセル)サービス
専門業者に依頼して、ケースの中身(電池セル)だけを新品に交換してもらう方法です。
メリット: 外装ケースをそのまま使えるため、本体へのフィット感が完璧です。また、最新の高容量セルを入れることで、純正新品以上の性能になることもあります。
③ 外部電源(パワーパック)の検討
パワーパック「P76」などを介して接続する方法です。バッテリーの重さを腰などに分散できるため、長時間の撮影には有利です。
4. 知っておくと便利な豆知識
- SCAシステム: 76MZ-5は「SCAアダプター」を交換することで、キヤノン、ニコン、ソニーなど異なるメーカーのカメラでTTL調光が可能です。カメラを買い替えてもストロボを使い続けられるのが最大の強みです。
- 発熱対策: 大光量で連写するとヘッドが熱を持ちます。液晶に温度警告が出た場合は、無理をせず休ませるのが長持ちの秘訣です。
ドイツの名門Metz社は一度倒産・再建を経ており、パーツの供給状況が流動的です。もしお持ちのバッテリーが「充電してもすぐに切れる」状態であれば、お早めに**セル交換(リセル)**を検討されるのが、この名機を一番長く使い続ける道かもしれません。

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