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[NBB-9310]JRC 日本無線 PHS AH-J3003S、WX220J 他 バッテリーセル交換 関連情報

JRC(日本無線)の名機たちを今も大切にされているのですね。PHSの黄金期を支えたこれらの端末は、その機能美と信頼性で多くのファンに愛されました。

バッテリー型番 NBB-9310 および対応機種(AH-J3003S、WX220J等)に関する情報を、オーナー様向けのガイド形式でまとめました。


1. バッテリー「NBB-9310」の基本仕様

このバッテリーは、主にウィルコム(WILLCOM)時代のJRC製端末で共通規格として採用されていました。

  • 種別: リチウムイオン電池(Li-ion)
  • 定格電圧: 3.7V
  • 定格容量: 630mAh 〜 650mAh(ロットにより微増減あり)
  • 特徴: 非常にコンパクトかつ軽量で、当時の「薄型PHS」ブームを支えた心臓部です。

2. 主な対応機種とその特徴

NBB-9310を使用する代表的な端末は以下の通りです。

機種名通称/特徴
AH-J3003S2004年発売。シンプルで洗練されたデザイン。通称「味ぽん」の愛称で親しまれたJ3001V/J3002Vの後継モデル。
WX220J2006年発売。指紋センサーを搭載し、ビジネス用途で絶大な信頼を得たセキュリティ重視モデル。
WX310J日本初のブラウザ搭載や、ビジネス向け機能が充実したハイエンド機。
WX321J / WX330J後の「Jシリーズ」として、さらに薄型化・洗練化が進んだモデル。

3. 現在の運用・維持に関するアドバイス

PHSの公衆サービスはすでに終了していますが、内線電話(自営PHS)やコレクションとして維持する場合、以下の点に注意が必要です。

バッテリーの劣化対策

  • 膨張に注意: 長期間放電したままにすると、内部ガスによりバッテリーが膨らむことがあります。裏蓋が閉まりにくくなったら使用を中止してください。
  • 互換品の検討: 純正品(NBB-9310)の新品入手は困難です。現在でも、Amazonやオークションサイト等で「NBB-9310 互換」として販売されているサードパーティ製バッテリーが利用可能な場合があります。

端末の保管方法

  • 端子の清掃: バッテリーとの接点(金色の部分)が酸化すると起動しなくなります。無水エタノールを染み込ませた綿棒で優しく拭くのが効果的です。
  • 定期的な通電: 完全に放電しきると、内部の時計保持用電池まで消耗し、システムに影響が出る場合があります。数ヶ月に一度は充電することをお勧めします。

4. 豆知識:JRC端末の魅力

JRCのPHSは、もともと無線技術のプロフェッショナルである日本無線が手掛けていたため、**「電波の掴みの良さ」「質実剛健なインターフェース」**に定評がありました。特にWX220Jの指紋認証は、今のスマートフォンの先駆けとも言える先進的な機能でした。

注意点 現在、これらの端末を公衆網で通話に使うことはできませんが、一部の医療機関やオフィスでの「内線PHS(PBX連携)」としては、現役で稼働しているケースもまだ見受けられます。

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