[MODEL CNB151]VERTEX STANDARD スタンダード C520、C-520 他 バッテリーセル交換 関連情報
往年の名機、VERTEX STANDARD(バーテックス・スタンダード)「C520」。ツマミの操作感や独特のデュアルバンド仕様など、今でも愛好家が多い無線機ですね。
ご指定のバッテリー型番 「CNB151」 を中心に、メンテナンスや運用のためのガイドをまとめました。
1. バッテリーパック「CNB151」の基本スペック
CNB151は、主にC520やC550シリーズで使用されていたニカド(Ni-Cd)電池パックです。
- 電圧: 7.2V
- 容量: 当時は600mAh〜700mAh程度が主流。
- 互換性: C520, C528, C550, C558, C620, C628 などのスタンダード(日本マランツ)製ハンディ機に対応。
2. 現状での入手・運用方法
現在、メーカー純正のCNB151(新品)を入手するのは困難です。現代のユーザーは以下のいずれかの方法で運用しています。
乾電池ケースの活用(推奨)
もっとも確実で安全な方法です。
- 型番: CBT151(乾電池ケース)
- メリット: 単3乾電池6本(またはエネループなどのニッケル水素電池)で駆動可能。液漏れのリスクを管理しやすく、長期保管にも適しています。
外部電源での運用
- DCジャック: 本体側面の外部電源端子から13.8Vを供給できます。
- 注意: 古い機種のため、外部電源使用時の電圧変動には敏感です。安定化電源の使用をおすすめします。
3. C520シリーズを長く使うための注意点
この時代の無線機を愛用する上で避けて通れない「持病」があります。
電解コンデンサの液漏れ
C520の最大の弱点は、内部基板の表面実装用電解コンデンサの寿命です。
- 症状: 音が出ない、液晶が薄い、特定のバンドが受信できない、変な臭いがする。
- 対策: 放置すると液漏れが基板を腐食させ、修理不能になります。早めの「フルコンデンサ交換(リキャップ)」が推奨されます。
バックアップ電池の消耗
- 電源を切るとメモリーが消える、起動時に周波数がリセットされる場合は、内部のコイン型リチウム電池が切れています。交換にはハンダ付け作業が必要です。
4. スペック・特徴の再確認
C520がなぜ名機と呼ばれたのか、その魅力を振り返ります。
| 項目 | 内容 |
| 周波数帯 | 144MHz / 430MHz (FM) |
| 同時受信 | V/V, U/U, V/U の同時受信・同時表示が可能 |
| 操作性 | 独立したボリューム/スケルチノブによる直感的な操作 |
| 拡張性 | 当時は珍しかった、ページャー機能やコードスケルチ機能を搭載 |
メンテナンスのアドバイス
もし「CNB151」の中に古い電池が入ったまま放置されている場合は、すぐに本体から取り外してください。 ニカド電池が液漏れを起こすと、本体の端子を腐食させ、接触不良の原因になります。
古いバッテリーの殻割り(中身のセルの入れ替え)をされる方もいますが、リチウムイオン電池等への改造は充電器との相性や火災リスクがあるため、知識がない場合は乾電池ケース(CBT151)を探すのが一番の近道です。

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