設備時計

■KR1.2SC-20、RC00801 シチズン 設備時計など用 リード線出し組セル販売品 関連情報

シチズン(CITIZEN)製の水晶親時計や設備時計システムで使用される、バックアップ用バッテリー**「RC00801(KR1.2SC-20相当)」**およびその交換用組セルについてのガイドラインを作成しました。

学校、病院、オフィスビルなどで正確な時間を維持するための重要なパーツです。メンテナンスや交換を検討される際の参考にしてください。


1. 製品の概要と役割

この製品は、シチズン製の水晶親時計(KM-51シリーズなど)が停電した際に、内部の時計機能を維持し、復電後に正しい時刻を維持・送信するための非常用バックアップ電源です。

  • 型番: RC00801(旧形式や相当品として KR1.2SC-20 など)
  • 構成: ニカド(Ni-Cd)電池。Sub-C(SC)サイズのセルを直列につなぎ、リード線を出した「組電池(パック)」の状態。
  • 主な用途: 水晶親時計 KM-51TR1-3P、KM-70シリーズ、その他の設備時計用。

2. 主な仕様(スペック)

交換用セルを購入・選定する際に確認すべきポイントです。

項目内容
公称電圧24V (1.2Vセル × 20個直列) ※構成により異なる場合があります
公称容量1200mAh ~ 2000mAh程度(SCサイズ標準)
形状リード線出し(コネクタなし、または既存コネクタの流用が必要)
電池種類ニッケル・カドミウム蓄電池 (Ni-Cd)

3. 交換のタイミングとサイン

設備時計のバッテリーは消耗品です。以下のサインが見られた場合は、早急な交換を推奨します。

  1. 停電後の時刻ズレ: 短時間の停電でも復電後に時刻が大幅にずれている、あるいは液晶が消えている。
  2. アラーム/エラー表示: 親時計のパネルに「バッテリー異常」や「電圧低下」の警告ランプが点灯している。
  3. 使用年数: 設置から5年〜7年が経過している(環境によりますが、期待寿命はこの程度です)。
  4. 外観の異常: 被覆(シュリンク)の破れ、液漏れ、粉を吹いている状態。

4. 取り扱い・交換時の注意点

設備時計は公共性の高いインフラです。作業の際は以下の点に注意してください。

  • 極性の確認: 赤(プラス)と黒(マイナス)の接続を絶対に間違えないでください。逆接続は基板の故障に直結します。
  • リード線の加工: 「リード線出し販売品」の場合、古いバッテリーからコネクタを切り取り、新しいセルへ結線(半田付け+絶縁処理)する必要があるケースが多いです。
  • 充電時間: 交換直後は十分に充電されていないため、バックアップ機能が完全に働くまでに約24〜48時間の通電(充電)が必要です。
  • 廃棄方法: ニカド電池はリサイクル可能な資源です。自治体のルールに従うか、JBRC登録の協力店へ持ち込んでください。

5. 対応機種例

以下の機種などで広く採用されています。

  • シチズン TIC製: KM-51, KM-51TR1-3P, KM-72, KM-72W, KM-20, KM-30 シリーズ
  • その他: セイコー(SEIKO)やパナソニックの旧型設備時計でも、電圧・サイズが合致すれば汎用品として使用されることがあります。

このカスタムバッテリーの購入はこちら