[MODEL CNB150]VERTEX STANDARD スタンダード C520、C-520 他 バッテリーセル交換 関連情報
MODEL CNB150(7.2V / 400mAh / Ni-Cd)は、VERTEX STANDARD(八重洲無線・旧日本マランツ)のハンディ無線機C520 / C500シリーズなどで使用されていた純正ニカドバッテリーパックです。
現在、この無線機やバッテリーを運用・維持する際に役立つ関連情報と知識をガイド形式でまとめました。
1. 互換性のある主な対応機種
CNB150は、1990年代に一世を風靡したスタンダード(STANDARD)の定番ハンディ機シリーズで広く採用されていました。
- C520 / C528: 144/430MHz 帯のデュアルバンドハンディ機(当時の大ヒットモデル)
- C120 / C128: 144MHz 帯シングルバンド機
- C420 / C428: 430MHz 帯シングルバンド機
- C5200 シリーズ等: 同世代の共通バッテリー規格を採用しているハンディ機群
2. ニカド電池(Ni-Cd)の特性と運用の注意点
純正のCNB150はニッカド(ニッケル・カドミウム)電池を採用しています。現代のリチウムイオン電池とは異なる特性があるため、取り扱いに注意が必要です。
- メモリー効果に注意 完全に使い切る前に追いがけ充電を繰り返すと、見かけ上の容量が減ってしまう「メモリー効果」が発生します。定期的に「使い切ってから満充電する」サイクル(リフレッシュ)を行うことでパフォーマンスを維持できます。
- 自然放電が大きい 使わずに放置しておくだけで充電が減っていきます。使用する前日〜当日に充電するのが理想的です。
- 過放電によるセル反転 長期間完全に放電した状態で放置すると、バッテリー内部のセルが破壊され、充電不能になるリスクが高まります。
3. 現在の入手性と代替手段(バッテリー対策)
現在、メーカー純正の新品CNB150を入手することは非常に困難です。無線機本体(C520等)を現在も運用したい場合、以下の代替策が一般的です。
- 乾電池ケース(CBT151等)の活用 単3乾電池を使用できる乾電池ケース(CBT151など)を使用する方法です。入手性が良く、液漏れに気をつければ最も手軽で安全に運用できます。
- 互換サードパーティ製バッテリーの利用 現在でもネット通販や無線ショップなどで、社外品(サードパーティ製)の互換バッテリーパックや、ニッケル水素(Ni-MH)仕様にアップデートされた互換品が販売されている場合があります。
- セル交換(リビルト / 中身の打ち替え) CNB150のケース自体を分解し、内部の老化したニカド電池セルを取り出して新品の充電池(Ni-MH等)にスポット溶接で入れ替える専門業者やDIYの手法です。外観の純正感を維持したい愛好家に選ばれています。
- 外部電源(DCシガーケーブル・安定化電源)の接続 移動運用や固定運用であれば、バッテリーパックを介さず直接外部電源端子(DCジャック)から12V等の電源を供給して運用する方法もあります。
4. 長期保管・メンテナンスのポイント
C520などのレトロ無線機を長く愛用するためのメンテナンス知識です。
- 液漏れチェック 古くなったニカド電池や乾電池を装着したまま長期間保管すると、内部で液漏れを起こし、無線機本体の基板や端子を腐蝕させて故障の原因になります。保管時は必ずバッテリーを取り外してください。
- 本体側の電解コンデンサ劣化 C520世代の無線機は、バッテリーだけでなく本体内部の表面実装電解コンデンサが経年劣化で液漏れを起こしやすい傾向があります。「音が出ない」「表示がおかしい」といった症状が出ている場合は、本体側のメンテナンス(コンデンサ交換)も検討が必要です。

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