[3NR-CY-LE、52710182]東芝ライテック 非常灯電池 産業用照明 誘導非常灯 住設警報機器 バッテリーセル交換 関連情報
東芝ライテック製の非常灯・誘導灯用バッテリー「3NR-CY-LE(仕様型番: 52710182)」についての解説と、交換・運用時のポイントをまとめたガイドです。
1. 基本スペックと概要
- 型番: 3NR-CY-LE(補修用型番:52710182)
- 定格電圧: 3.6V
- 定格容量: 3000mAh (3.0Ah)
- 電池の種類: ニッケルカドミウム(Ni-Cd)蓄電池
- 用途: 非常用照明器具・誘導灯・防災警報機器などの非常用予備電源
東芝ライテックの施設照明機器や住宅用・産業用の防災機器において、万が一の停電時に非常灯や誘導灯を規定時間(通常20分〜60分以上)点灯させ続けるための重要部品です。
2. ニカド(Ni-Cd)電池の特徴と注意点
メモリー効果について
ニカド電池は「メモリー効果」を起こしやすい特性がありますが、非常灯・誘導灯は常にトリクル充電(常時微小充電)されており、停電時に一気に放電させる仕組みになっているため、日常的な使用でメモリー効果が問題になることはほとんどありません。
経年劣化と寿命
- 期待寿命(交換目安): 約4〜6年
- 常時充電されているため、使用していなくても化学変化や熱によって徐々に容量が低下します。
3. 点検・交換のサインと方法
点検のチェックポイント
施設管理者やオーナー様は、法律(消防法・建築基準法)に基づき定期的な点検が義務付けられています。
- モニタランプ(点検ランプ)の確認
- 器具本体にある緑や赤のLEDランプが「点滅」または「消灯」している場合は、バッテリーの寿命・不具合の可能性が高いです。
- 点検紐(またはボタン)でのテスト
- 点検紐を引っ張る(またはボタンを押す)と、非常点灯に切り替わります。この時に点滅したり、すぐに消えてしまう場合はバッテリー交換が必要です。
交換手順の基本の流れ
- 電源(ブレーカー)の遮断: 安全のため、対象器具のブレーカーを落とします。
- カバーの取り外し: 器具のカバーを開け、旧バッテリー(3NR-CY-LE)を取り出します。
- コネクターの差し替え: バッテリーはワンタッチコネクターで接続されています。無理に引っぱらず、ツメを押しながら外して新しいバッテリーと接続します。
- 復旧と充電: カバーを戻し、ブレーカーを入れます。
- 注: 交換直後は充電されていません。フル充電(通常24時間以上)されるまでは非常点灯テストを行わないでください。
4. 購入・手配時のポイント
- 互換品・サードパーティ製について ネットショップ等で互換バッテリー(相当品)も販売されていますが、防災設備という性質上、信頼性の高い純正品またはJIS/消防法適合認定を受けた互換品を選ぶことを推奨します。
- 廃棄方法 ニカド電池は有害物質(カドミウム)を含むため、一般ゴミとしては捨てられません。リサイクル(JBRC加盟店や産業廃棄物処理業者)に出す必要があります。

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