非常灯・誘導灯

[20N-1800C、KR-C、NDC-2418]TOA SANYO サンヨー 三洋電機 Panasonic 自動火災報知機受信機 非常放送用 住設警報機器 バッテリーセル交換 関連情報

【自動火災報知・非常放送設備用バッテリー】製品・運用ガイド

基本仕様と代表的な型番

項目仕様
定格電圧24V
定格容量1800mAh
電池種類ニカド電池(Ni-Cd)
主な対象型番20N-1800C、KR-C、NDC-2418

主な用途と役割

停電時など、主電源が断たれた状況下でも人命に関わる重要設備を確実に稼働させるための「非常用バックアップ電源」として機能します。

  • 自動火災報知機受信機: 火災感知器からの信号を受信し、建物内に火災を知らせるベルを鳴動させます。
  • 非常放送用設備: 災害時に自動または手動で、館内全体へ避難誘導放送を流します。
  • 住設警報機器: マンションやオフィスビルの各種防災盤・警報盤のシステム維持に用いられます。

対応メーカーの変遷と現状

かつて防災設備用ニカド電池(カドニカ電池)として圧倒的なシェアを持っていた三洋電機(SANYO)のバッテリー事業は、現在パナソニック(Panasonic)へ引き継がれています。そのため、古い設備に入っているSANYO製バッテリーを交換する場合は、Panasonic製の同等品、または防災認定を受けた互換品を使用するのが現在の主流です。TOAなどの音響・放送設備メーカーの非常用アンプ内にも、これらの型番が純正品として広く組み込まれています。

交換の目安とメンテナンス

  • 交換時期の目安: 消防設備用のバッテリーは、一般的に「約5年」での交換が推奨されています。
  • 劣化のサイン: 受信機側の「予備電源異常」ランプの点灯、または点検時の電圧降下が交換の合図です。バッテリー本体に「膨張」や「白っぽい液漏れ」が見られる場合は、年数に関わらず直ちに交換が必要です。
  • 待機時の状態: これらの設備では常に微弱な電流で充電(トリクル充電)を行い、常時満充電を保つことで緊急時に備えています。

交換・購入時の重要チェックポイント

  • コネクタ(端子)形状の確認: 電圧・容量・基本型番(20N-1800C等)が一致していても、接続する設備メーカー(TOA用、その他防災メーカー用など)によってリード線の長さや先端コネクタの形状・極性が異なるケースが多々あります。購入前に、必ず現在設置されているバッテリーのコネクタ形状と写真を見比べて適合を確認してください。
  • 消防設備士による取り扱い: 自動火災報知設備などの維持管理は消防法に基づく定期点検が義務付けられており、重要部品であるバッテリー交換はシステム全体に影響を及ぼすため、専門の消防設備士による点検・交換作業が推奨されます。

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