非常灯・誘導灯

[3NR-CX-S、52710201]東芝ライテック 非常灯電池 産業用照明 誘導非常灯 住設警報機器 バッテリーセル交換 関連情報

東芝ライテック製の非常灯・誘導灯用交換バッテリー「3NR-CX-S(部品コード:52710201)」について、交換時期の見極めから購入・廃棄方法までを分かりやすく解説する総合ガイドです。

施設の安全を維持するための参考情報としてお役立てください。

1. バッテリーの基本仕様

まずは、お手元のバッテリーの基本スペックを確認しておきましょう。

  • 型番(品番): 3NR-CX-S
  • 部品コード: 52710201
  • 定格電圧: 3.6V
  • 定格容量: 2500mAh
  • 電池の種類: Ni-Cd(ニカド電池)
  • 主な用途: 東芝製の非常用照明器具、誘導灯、産業用照明器具、住設警報機器などのバックアップ電源

💡 型番の読み解き方 「3NR-CX-S」の最初の 「3」はセル数(1.2V×3本=3.6V)「NR」はニカド電池であることを示しています。容量が2500mAhと大きめなため、中〜大型の器具によく使われるタイプです。

2. 交換時期(寿命)の目安

非常灯や誘導灯のバッテリーには、いざというときに確実に点灯させるための「寿命」があります。

  • 推奨交換周期: 4〜6年
  • 点検のサイン: * 器具の「点検スイッチ」を引いた(またはリモコンを押した)際、非常点灯しない、あるいはすぐに消えてしまう場合。
    • 器具本体の「充電モニター(緑色のランプなど)」が消灯または点滅している場合(バッテリーの寿命や不具合を示します)。

法令(建築基準法・消防法)により、非常灯や誘導灯は定期的な点検と、基準を満たす時間の点灯(一般的には20分間または60分間以上)が義務付けられています。寿命を迎えたバッテリーは速やかな交換が必要です。

3. 購入・選定時の注意点

① 「純正品」の選定を強く推奨

市場には安価な互換品(サードパーティ製)も出回っていますが、消防設備や防災に関わる重要な部品です。信頼性、器具との適合性、そして火災等の二次災害を防ぐためにも、東芝ライテックの「メーカー純正品」を選ぶのが最も安全です。

② 現行品・代替品の確認

ニカド(Ni-Cd)電池は、環境規制(RoHS指令など)や技術の進歩に伴い、メーカー側でニッケル水素(Ni-MH)電池の代替品へ移行している場合があります。

  • 型番が「3NR-CX-S」から変更されていなくても、仕様が一部アップデートされていることがあります。
  • 購入時には「東芝ライテック製 3NR-CX-S 相当品/純正品」として現在流通している最新のものを手配してください。

4. 交換作業の手順と注意点

交換作業自体はプラグを抜き差しするだけなので比較的シンプルですが、高所での作業が多いため十分注意してください。

  1. 器具のブレーカーを落とす(または安全を確認する): 感電防止のため、器具への通電状態に注意します。
  2. 器具のカバーを開ける: 誘導灯や非常灯の本体カバーを外します。
  3. 古いバッテリーを外す: 基板につながっている白いコネクタ(プラグ)を丁寧に抜き、バッテリー本体を固定枠から外します。
  4. 新しいバッテリーを取り付ける: 新しいバッテリーをセットし、コネクタを奥まで確実に差し込みます。
  5. 通電・確認: カバーを閉め、通電後に器具の「充電モニター」が正常(緑点灯など)に戻るか確認します。

5. 使用済みニカド電池の廃棄方法

ニカド電池には有害な重金属(カドミウム)が含まれているため、一般ゴミとして捨てることは絶対にできません。 法律によりリサイクルが義務付けられています。

  • 法人の場合(オフィス・ビル・店舗など): 防災業者や電気工事業者に器具の点検・交換を依頼し、産業廃棄物として適正に処理してもらうのが一般的です。
  • 個人の場合: 家電量販店やホームセンターなどに設置されている「ボタン電池・充電式電池リサイクルBOX」に持ち込むか、JBRC(一般社団法人JBRC)の登録協力店に回収を依頼してください(端子部分にビニールテープを貼って絶縁することを忘れないでください)。

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