[NiMHバッテリ 94015]YOKOGAWA 横河電機 ハンディキャル CA150 他 バッテリーセル交換 関連情報
横河電機(YOKOGAWA)のハンディキャリブレータ CA150 は、現場での計装機器の点検・校正において非常に信頼性の高いデバイスです。
ご提示いただいたバッテリー型番 「94015」 に関する仕様確認と、CA150を長く、安全に運用するための関連情報をガイド形式でまとめました。
1. バッテリー(94015)の基本仕様と互換性
ご使用のバッテリーは、CA150の標準電源として採用されているニッケル水素(Ni-MH)電池です。
- 純正型番: 94015
- 定格電圧: 7.2V
- 容量: * 初期モデルや標準品では 1900mAh
- 近年の高容量タイプや互換セルでは 2100mAh 程度のものも存在します。
- 特徴: 現場での長時間駆動を支えるため、ニッケル水素を採用しています。ACアダプタ(94010など)を使用して本体内で充電が可能です。
【注意】 > 94015はCA150専用のパック形状をしています。市販の単3形ニッケル水素電池をそのまま中身として入れ替えるような改造は、液漏れや本体故障の原因となるため推奨されません。
2. CA150 本体の主な特徴
CA150は「発生」と「測定」を同時に行える、現場作業に特化した多機能モデルです。
- 高精度: 発生・測定ともに基本確度 0.02% を実現。
- 多機能: 直流電圧/電流、抵抗、熱電対(TC)、測温抵抗体(RTD)、周波数、パルスなど、幅広い信号に対応。
- ループ電源供給: 24V DCの供給が可能。2線式伝送器の動作確認に非常に便利です。
- スイープ機能: ステップスイープやリニアスイープにより、自動での校正試験がスムーズに行えます。
3. バッテリー運用のためのメンテナンスガイド
ニッケル水素電池をベストな状態で保つためのポイントです。
① メモリー効果の回避
ニッケル水素電池は、使い切る前に継ぎ足し充電を繰り返すと、一時的に容量が減ったように見える「メモリー効果」が発生します。定期的に「使い切ってからフル充電」を行うことで、バッテリーの活性を維持できます。
② 長期保管時の注意
完全に放電した状態で長期間放置すると、過放電により再充電ができなくなる恐れがあります。数ヶ月使用しない場合でも、50%〜80%程度の充電状態で保管し、半年に一度は充放電を行うのが理想的です。
③ 寿命のサイン
- フル充電しても使用時間が極端に短くなった。
- 充電中に異常に熱くなる。
- 本体のバッテリ残量表示が急激に低下する。 これらは寿命のサインです。CA150は精密機器ですので、バッテリーの劣化による液漏れが基板に達する前に交換を検討してください。
4. 関連アクセサリ・消耗品
運用をサポートする周辺機器の情報です。
| アイテム名 | 型番/備考 |
|---|---|
| ACアダプタ | 94010 (充電およびAC駆動用) |
| RJセンサー | 96001 (熱電対測定時の基準接点補償用) |
| キャリングケース | B9108NK (本体とリード線をまとめて収納) |
| テストリード | 98020 (予備として持っておくと安心です) |
5. メーカー校正の重要性
CA150は校正器(基準器)としての役割を担うため、年1回の定期校正が推奨されています。 特にISO9001などの品質管理体制下で使用される場合は、国家標準にトレースされた校正証明書の発行を含め、横河計測(または認定校正業者)への依頼を検討してください。

![[NiMHバッテリ 94015]YOKOGAWA 横河電機 ハンディキャル CA150 他 バッテリーセル交換](https://www2.batt.co.jp/wp-content/uploads/2026/04/IMG_8885-s-640x445.jpg)