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オリンパスT45フラッシュユニット OLYMPUS JAPAN Electronic Flash T45 Ni-Cd PACK1 バッテリーセル交換 関連情報

オリンパスの伝説的なシステムカメラ「OMシリーズ」を支えたプロ仕様フラッシュ、OLYMPUS T45。そのパワーの源である「Ni-Cd PACK 1」を含め、現在の視点から見た活用・メンテナンスガイドをまとめました。


1. OLYMPUS T45 の特徴と立ち位置

T45は、1980年代にプロ・ハイアマチュア向けに開発されたグリップ型フラッシュです。

  • 大光量: ガイドナンバー(GN)45を誇り、ポートレートや建築写真でも余裕のあるライティングが可能。
  • OMダイレクトTTL: OM-2やOM-4などのボディと接続することで、フィルム面反射を測光する高度な自動露出制御が可能です。
  • 首振り機構: ヘッドが上下・左右に回転するため、バウンス撮影も自由自在です。

2. Ni-Cd PACK 1 についての重要知識

このユニットの最大の特徴であり、現代において最も「注意」が必要なパーツです。

  • 仕様: 専用のニカド(Ni-Cd)電池パック。単3電池を入れ替えるタイプではなく、密閉された専用充電池です。
  • 現在の状況: 製造から数十年が経過しているため、中古市場にある個体のほとんどは**「液漏れ」しているか、「蓄電能力がゼロ」**の状態です。
  • 充電器: 専用の「CHARGE 1」を使用して充電しますが、内部電池が劣化している状態で通電し続けると発熱・発火の恐れがあるため、慎重な取り扱いが必要です。

3. 現代でT45を使いこなすためのヒント

電池パックのリビルド(上級者向け)

多くのユーザーは、内部の古いニカド電池を取り出し、現代のニッケル水素電池(eneloop等)に詰め替える「リビルド」を行っている様ですが、充電器がニッケル水素電池に対応していないことが多く過充電でケースが変形したり、液漏れも発生し、更には寿命が大変短くなりますので注意が必要です。(専門業者にニカド電池で交換してもらうのが最善策と思われます。)

注意: 分解やハンダ付けを伴うため、自己責任となります。

接続ケーブルの確認

T45をOMカメラでTTL発光させるには、専用の**「TTL AUTO CORD」**(0.6mや5mなど)が必要です。これが欠品していると、マニュアル発光または外部オートでの使用に限定されます。

デジタルカメラでの使用

現代のデジタル一眼レフやミラーレス(OM SYSTEMなど)に装着する場合、**「シンクロ電圧」**に注意が必要です。古いフラッシュは高い電圧がかかることがあり、カメラの電子回路を損傷させるリスクがあります。使用前にテスターで電圧を確認するか、ホットシューアダプターを介することをお勧めします。


4. メンテナンスのチェックリスト

  • [ ] 液漏れの確認: PACK 1の端子部分に青白い粉が吹いていないか。
  • [ ] 発光テスト: チャージランプが点灯するか(コンデンサの劣化具合の確認)。
  • [ ] 接続ピン: カメラとの接点が酸化して黒ずんでいないか。

このT45は、単なる照明機材というより「OMシステムの風格」を完成させるピースですよね。

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