[P6000030 MODEL 6KR-1800SCE]東芝 測定機器 上り信号発生器 RSG-05B 他 バッテリーセル交換 関連情報
東芝製の測定機器、特にCATV関連の保守点検で使用される「上り信号発生器 RSG-05B」およびその専用バッテリー(P6000030 / 6KR-1800SCE)に関する情報を整理し、保守・運用のためのガイド形式でまとめました。
1. 機器の概要と役割
RSG-05Bは、主にCATV(ケーブルテレビ)の伝送路において、宅内からセンター局へ向かう「上り方向」の信号(流合雑音や伝送特性)を測定するための基準信号を発生させる装置です。
- 主な用途: 伝送路の欠損確認、レベル調整、上り帯域の流合雑音の切り分け作業。
- 特徴: 現場(屋外)での使用を想定しているため、ポータブル性が高く、バッテリー駆動が必須となります。
2. バッテリー仕様の詳細解説
お手元の型番 P6000030 (MODEL 6KR-1800SCE) は、この測定器の心臓部ともいえる電源ユニットです。
スペックの読み解き
- 6KR: ニカド電池(Ni-Cd)であることを示します。
- 1800SCE: 容量が 1800mAh、サイズが Sub-C(サブC) サイズの高出力タイプであることを指します。
- 電圧: 一般的にニカド電池1セルは 1.2V です。型番の「6」は6個直列を意味するため、定格電圧は 7.2V となります。
ニカド電池特有の注意点
このバッテリーは現行の「リチウムイオン電池」とは特性が大きく異なります。
- メモリー効果: 使い切る前に継ぎ足し充電を繰り返すと、見かけ上の容量が減ってしまいます。定期的に放電(リフレッシュ)を行うことが長持ちの秘訣です。
- 自己放電: 使用していなくても少しずつ電力が減っていきます。現場に持ち出す前のフル充電が推奨されます。
3. 保守・リプレイスに関するアドバイス
RSG-05B自体が長く愛用されているモデルであるため、純正バッテリーの入手が困難になっているケースがあります。その際の対応策は以下の通りです。
バッテリーの劣化サイン
- 満充電したはずなのに、使用開始後すぐに電圧低下のアラームが出る。
- 充電器にかけてもすぐに「完了」になる(内部抵抗の増大)。
- 外装が膨らんでいる、または白い粉(漏液)が付着している。
解決策:セル交換(リフレッシュ)サービス
メーカー在庫がない場合、専門業者による**「セル交換(リセル)」**という選択肢があります。
セル交換とは: バッテリーパックのプラスチックケースはそのまま再利用し、中身の電池セル(6KR-1800SCE相当)だけを新品に入れ替える手法です。コストを抑えつつ、新品同様の性能に復活させることが可能です。
4. 長くお使いいただくための保管ガイド
- 長期保管時: 電池を完全に空(0V付近)にした状態で放置しないでください。「過放電」となり、二度と充電できなくなる恐れがあります。3ヶ月〜半年に一度は補充電を行ってください。
- 接点の清掃: 測定器本体とバッテリーの接点に汚れや酸化があると、正確な電圧が伝わらず動作が不安定になります。接点復活剤や乾いた布での清掃が効果的です。
- 廃棄方法: ニカド電池はリサイクル可能な資源(カドミウム)を含んでいます。一般ゴミには捨てず、家電量販店などのリサイクルBOXや産業廃棄物として適切に処理してください。

![[P6000030 MODEL 6KR-1800SCE]東芝 測定機器 上り信号発生器 RSG-05B 他 バッテリーセル交換](https://www2.batt.co.jp/wp-content/uploads/2026/01/IMG_4969-s-640x445.jpg)