[12N225A1/3-S2、WQN4122527]松下電工 電気錠操作ユニット WQN412 バッテリーセル交換(保護回路内蔵Li-ion化) 関連情報
松下電工(現パナソニック)製の電気錠操作ユニット**「WQN412」**およびその専用バッテリーに関する情報を、保守・メンテナンスに役立つガイド形式でまとめました。
この製品はすでに製造中止(廃番)となってから時間が経過していますが、現在もマンションや戸建住宅で現役稼働しているケースが多いモデルです。
1. 製品の基本概要:WQN412 とは
WQN412は、1回路(ドア1枚分)の電気錠を制御・操作するための壁埋込型ユニットです。玄関の鍵を室内からボタン一つで解錠したり、鍵の状態(施錠/開錠)を確認したりするために使用されます。
- 型番(本体): WQN412
- 型番(詳細コード): WQN4122527
- 主な機能: 電気錠への給電、解錠ボタン操作、施解錠状態表示、外部タイマー入力等。
2. バッテリー情報の詳細
ご質問の型番「12N225A1/3-S2」は、停電時に電気錠の機能を維持するための専用バックアップバッテリーです。
バッテリー仕様
- 型番: 12N225A1/3-S2(パナソニック純正品)
- 定格: 14.4V 225mAh
- タイプ: ニッケルカドミウム(ニカド)蓄電池
- 寿命の目安: 約3年〜5年(設置環境による)
【注意】 バッテリーが寿命を迎えると、本体から「ピーピー」という警告音が鳴ったり、前面の「バッテリー」ランプが点灯・点滅したりします。停電時に鍵が開かなくなる(あるいは閉まらなくなる)リスクがあるため、早めの交換が推奨されます。
3. メンテナンス・トラブルシューティング
長年使用している場合に発生しやすい症状と対策です。
警告音が鳴っている場合
本体前面の「停止」ボタンを押すと一時的に音は止まりますが、バッテリーを交換しない限り再発します。
バッテリー交換の手順
- カバーの外し方: 本体下部などのネジを緩め、パネルを前方に外します。
- コネクタの脱着: 古いバッテリーのコネクタを抜き、新しいものと差し替えます。
- 廃棄: ニカド電池はリサイクル対象です。家電量販店などのリサイクルBOXへ。
4. 後継機種と修理について
WQN412はすでに生産終了品であるため、本体故障時の対応には注意が必要です。
- 現行の後継機種: 現在は WQN4133W(1回路露出型)などが後継に近いモデルですが、取付寸法や配線仕様が異なるため、そのまま「ポン付け」での交換はできません。
- 本体故障時: 基板の劣化などで動作が不安定な場合は、電気工事業者によるシステム全体の更新(リニューアル)検討が必要な時期と言えます。
5. 購入・入手方法のアドバイス
WQN412用の純正バッテリー「12N225A1/3-S2」は、メーカーでの生産終了から時間が経過しており、現在は純正新品の入手が極めて困難となっています。そのため、現在の主な維持方法は以下の通りとなります。
セル交換サービス(バッテリーリフレッシュサービス)の利用
現在、この型番のメンテナンスにおいて主流となっているのは、既存のバッテリーケースやコネクタを再利用した**「セル交換(リフレッシュ)サービス」**です。
- Li-ion化へのアップグレード: 従来のニカド電池(Ni-Cd)ではなく、**保護回路を内蔵したリチウムイオン蓄電池(Li-ion)**へ中身を詰め替えるサービスが提供されています。
- メリット: ニカド電池に比べてメモリー効果がなく、エネルギー密度が高いため、バックアップ電源としての信頼性が向上します。また、保護回路の内蔵により過充電・過放電への安全性も考慮されています。
- 依頼方法: 専門のバッテリー再生業者へ、お手元の古いバッテリーを送付して中身を入れ替えてもらう形となります。
本体故障時の検討
バッテリーのセル交換を行っても本体(WQN412)側の基板やリレーが寿命(約10〜15年)を迎えている場合、正常に動作しないことがあります。
- システム更新の検討: セル交換サービスはあくまで「延命措置」となります。もし本体に不具合(ボタンの反応が悪い、LEDが点灯しない等)が見られる場合は、最新の電気錠操作ユニット(WQN4133W等)へのシステム全体の交換を推奨いたします。

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