[AD-M20BT]シャープ SHARP ポータブルMDプレイヤー MD-M11 MD-M20 MD-M25、DENON デノン DMP-R30 他 バッテリーセル交換 関連情報
シャープの名機たちが愛用したリチウムイオン充電池**「AD-M20BT」**。このバッテリーを使用するポータブルMDプレイヤーは、MD全盛期初期の「音の良さ」と「メカニカルな所有感」を象徴するデバイス群です。
当時のユーザーや、現在ヴィンテージ品として手に取った方へ向けて、関連情報をガイド形式でまとめました。
1. バッテリー「AD-M20BT」の基本スペック
このバッテリーは、90年代後半のSHARP製ポータブルMDレコーダーにおける標準規格でした。
- 電圧: 3.6V
- タイプ: リチウムイオン (Li-ion)
- 特徴: 長方形のブロック形状。当時のニッケル水素電池に比べ、メモリー効果が少なく高容量だったため、録音・再生のスタミナ源として重宝されました。
- 現状: SHARP純正品はすでに生産終了(EOL)となっています。
2. 主な対応機種ガイド
AD-M20BTを使用する代表的なモデルは、どれもMDファンの間で評価の高い「厚みのある音色」が特徴です。
SHARP(シャープ)
- MD-M11: 1996年発売のレジェンド機。録音・再生の安定感があり、業務用に近い堅牢なデザインが今も人気です。
- MD-M20: M11をより洗練させたモデル。編集機能が充実し、ポータブル録音機のスタンダードとなりました。
- MD-M25: M20のマイナーチェンジ版。より使い勝手が向上しています。
DENON(デノン)
- DMP-R30: SHARPのOEM供給を受けつつ、DENON独自のチューニングやデザインが施されたモデル。オーディオブランドらしい高級感があります。
3. 現代で運用するための「知恵」:セル交換の活用
現在、これらの名機を「内蔵バッテリー」で駆動させるための現実的かつ唯一の手段は、**バッテリーリフレッシュサービス(セル交換)**の利用です。
セル交換(バッテリーリフレッシュ)とは
手元にある寿命を迎えたAD-M20BTの「筐体(ケース)」を専門業者に送り、内部のリチウムイオン電池(セル)だけを新品に交換してもらうサービスです。
- なぜこれしかないのか: * 汎用の互換品がすでに流通していないため。
- ネット上で見つかる互換品は製造から年月が経ちすぎた「新古品」が多く、本来の性能を発揮できない(または充電できない)リスクがあるため。
- メリット: * 最新のセルに交換することで、当時の新品時と同等、あるいはそれ以上のスタミナが復活します。
- 保護回路を活かしつつ中身を新しくするため、安全性が保たれやすい。
- 利用方法: 「AD-M20BTバッテリーリフレッシュサービス」「AD-M20BTセル交換サービス」などで検索し、AD-M20BTの対応実績があるショップへ依頼します。
4. メンテナンスのポイント
これらの機種を長く愛用するために、以下の点に注目してください。
- 接点のクリーニング: バッテリー端子やACアダプター端子が酸化していると、電源が落ちやすくなります。接点復活剤を綿棒に少量つけて拭き取ると安定します。
- ピックアップレンズの清掃: 「Disc Error」が出る場合は、MD専用のレンズクリーナー(乾式)を試すか、慎重に分解してレンズを清掃する必要があります。
- ゴムベルトの劣化: 録音時やディスクの読み込み時に異音がする場合、内部の駆動用ゴムベルトが劣化している可能性があります(修理には専門知識が必要です)。
まとめ:あの頃の「録音文化」を再び
AD-M20BT世代のMDプレイヤーは、現代のデジタルオーディオにはない**「カチッというメカ動作音」と「温かみのある音」**が魅力です。バッテリーの確保が最大の難関ですが、それを乗り越える価値のある名機たちと言えるでしょう。

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