[BT-38Q]TOPCON トプコン パイプレーザー TP-L3、TP-L3A 他 バッテリーセル交換 関連情報
💡 BT-38Qバッテリーの基本情報と対応機種
トプコンのBT-38Qバッテリーは、主にパイプレーザーなどの測量機器で使用される充電式バッテリーです。
🔋 主な仕様(一例)
- 純正電圧: 4.8V
- 純正容量: 5000mAh (ニカド Ni-Cd の場合)
- バッテリー種類: ニカド (Ni-Cd) または ニッケル水素 (Ni-MH) が存在します。
- 注: 現在はNi-Cdの純正品は販売終了していることが多く、Ni-MHで代用**されるケースが見られます。
- 主な対応機種:
- トプコン パイプレーザー TP-L3
- トプコン パイプレーザー TP-L3A
- その他、一部の関連測量機器
🛠️ バッテリーに関する留意点と交換・再利用
BT-38Qは古い型のバッテリーであるため、新品の純正品を探すのが難しい場合があります。そのため、**「バッテリーセル交換(リフレッシュ)」**サービスを利用することが一般的です。
🔄 バッテリーセル交換(リフレッシュ)
- サービス内容: お手持ちのBT-38Qの純正ケースを再利用し、内部の充電池セルのみを新しいセルに交換するサービスです。
- メリット:
- ケースをそのまま使えるため、本体や充電器との適合性の問題が少ない。
- 新品を購入するよりもコストを抑えられる場合がある。
🔌 Ni-CdからNi-MHへの代用時の注意
- BT-38Qは元々Ni-Cd(ニカド)電池用の基板が内蔵されてますが、Ni-MH(ニッケル水素)電池にセルを交換して使用する場合、充電器の挙動が変わることがあります。(Ni-MH(ニッケル水素)では過充電になる場合が多く推奨できません。)
- 充電完了ランプ: 通常、充電完了を示す緑ランプが点灯せず、赤ランプの点滅などで充電終了を示す仕様になる場合があります。これは、充電器がNi-Cdの特性に基づいて設計されているためです。
- 電池寿命: Ni-MHで代用した場合、通常の充電方法で使用すると過充電して電池寿命が極端に短くなる可能性があるとの情報があります。
⚠️ バッテリーの取り扱いと保管
- 液漏れ: 端子部分などに錆が見られる場合は、内部の液漏れの可能性があるため、セル交換を依頼する際に専門業者に確認してもらいましょう。
- 充電: 安全のため、充電中は目を離さず、不燃性の場所で行い、適切な換気と消火設備を近くに用意してください。
🔦 パイプレーザー TP-L3 / TP-L3A について
🏗️ 機種概要
- TP-L3およびTP-L3Aは、主に下水道工事などで使用される**パイプレーザー(管内用レーザー)**です。
- 用途: 管の勾配設定や方向出しをレーザー光で行い、正確な施工をサポートします。
- 付属品: 通常、本体の他に、BT-38Qバッテリー、充電器、リモコン、セルフセンターリング脚、ターゲット、ターゲットスタンド、取扱説明書、収納ケースなどがセットになっています。
🔍 中古市場での情報
- 現在では後継機が登場しているため、TP-L3/TP-L3Aは中古市場で取引されることが多いモデルです。
- 中古品を購入する際は、バッテリーの状態(残量、セル交換の有無)や付属品の完備(特にリモコンや脚など)をチェックすることが重要です。

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