[M7318]Apple アップル PowerBook G3 Lombard Pismo バッテリーセル交換 関連情報
💻 PowerBook G3 Lombard & Pismo: 懐かしのクラムシェル型Macガイド
PowerBook G3 Lombard (1999年) と Pismo (2000年) は、Appleのクラムシェル型ノートブックコンピュータで、そのデザインと機能で多くのMacファンに愛されました。これらのモデルは、その後のPowerBook G4へと続く重要な橋渡し役となりました。
Lombardの特徴 (Bronze Keyboard)
- リリース年: 1999年
- デザイン: 従来のPowerBook G3 Wallstreetよりも薄く、丸みを帯びたデザインを採用。キーボードがブロンズ色だったことから「ブロンズ・キーボード」の愛称で呼ばれました。
- プロセッサ: PowerPC G3プロセッサを搭載。
- 光学ドライブ: スロットローディング式のCD-ROMドライブまたはDVD-ROMドライブを搭載。
- ポート類: ADB(Apple Desktop Bus)ポートが廃止され、USBポートが初めて搭載されました。FireWire(IEEE 1394)も標準で搭載されています。
- バッテリー: 大容量バッテリーにより、当時のノートブックとしては画期的な長時間駆動を実現。
Pismoの特徴 (FireWire 400)
- リリース年: 2000年
- デザイン: Lombardとほぼ同じデザインですが、いくつかの改良が加えられています。
- プロセッサ: Lombardよりも高速なPowerPC G3プロセッサを搭載し、パフォーマンスが向上しました。
- メモリ: Lombardでは最大512MBだったのに対し、Pismoでは最大1GBまで増設可能になりました。
- 光学ドライブ: DVD-ROMドライブが標準搭載され、ホットスワップに対応しました。これにより、コンピュータの電源を落とさずにドライブベイの交換が可能に。
- FireWire: FireWire 400を搭載し、デジタルビデオカメラなどとの連携が強化されました。この機能が名前の由来の一つとされています(PismoはPowerBookInterchangeableSystem Macintosh Opticalの頭文字から来ているという説も)。
- AirPortカード: オプションでワイヤレスLANに対応するAirPortカードを内蔵できるようになりました。
LombardとPismoの見分け方
- 最も簡単な見分け方は、キーボードの色です。Lombardはブロンズ色のキーボード、Pismoは半透明の白っぽいキーボードです。
- FireWireポートの有無でも判別できます。LombardにはFireWire 400ポートがありませんが、Pismoにはあります。
- モデル名をシステム情報で確認することもできます。「Lombard」と「Pismo」のコードネームが記載されています。
これらのPowerBook G3モデルは、その独特なデザインとAppleの技術革新を象徴する製品として、今でも多くのMacコレクターに人気があります。

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