[BSL3626、BSL 3626]日立工機 HiKOKI 電動工具リチウムイオン バッテリーセル交換 関連情報
HiKOKI(旧・日立工機)の36Vリチウムイオンバッテリー「BSL3626」に関する互換性や運用方法についてのガイドです。
このバッテリーは、HiKOKIが現在の「マルチボルト(自動切替)」シリーズを展開する前に投入していた、初代36V専用のバッテリーです。現在主流のパーツとは少し扱いが異なるため、維持・運用のポイントを整理しました。
1. 適合機種と互換性の注意点
BSL3626は「36V専用」の設計です。
- 当時の36V専用工具(適合): 草刈機(CG36DAL)、ブロワ(RB36DL)、チェンソー(CS36DL)、ハンマドリル(DH36DAL)など、型番が「36」で始まる初期の大型コードレス工具に対応しています。
- マルチボルト(MV)工具(不適合): 現在主流となっている「マルチボルト(36V⇔18V自動切替)」シリーズの工具(型番が36Aや36Bで始まる最新工具)には、バッテリーの物理形状や内部端子の仕様が異なるため装着できません。
- 18V/14.4V工具(不適合): 電圧が異なるため、下位互換性はありません。
2. 充電器の適合表
BSL3626を充電する際は、36Vに対応した充電器が必要です。
| 充電器型番 | BSL3626への対応状況 | 備考 |
| UC36YL / UC36YSL | 完全対応(推奨) | 当時の標準付属充電器。約22分〜30分で満充電が可能です。 |
| UC18YDL / UC18YDL2 | 対応 | マルチボルト用の充電器。14.4V〜36V(BSL3626含む)までスライド式に対応しています。 |
| UC18YKSL / UC18YFSL | 非対応 | 14.4V/18V専用の充電器のため、36VのBSL3626は充電できません。 |
3. 現在の維持・リプレイス方法
BSL3626は生産終了、または流通が非常に少なくなっています。現在このバッテリーが寿命を迎えた場合、以下の3つの選択肢があります。
① 現行の「マルチボルトバッテリー」に買い替える(最も安全)
現在販売されているマルチボルトバッテリー(BSL36A18 や BSL36B18)は、古い36V専用工具(BSL3626を使っていた機械)に対しても互換性があります。
- メリット: 工具側をそのまま活かせ、バッテリー自体は最新の18V工具にも使い回せるようになります。
② リサイクルバッテリー(セル交換)を利用する
専門業者に古いBSL3626を送り、内部の劣化しているリチウムイオン電池(セル)だけを新品に入れ替えてもらうサービスです。
- メリット: 純正の基盤やケースを流用するため、現行バッテリーを買うよりコストを抑えられます。
③ 互換バッテリー(社外品)を購入する
ネット通販などで流通しているサードパーティ製の安価なバッテリーです。
- 注意: 36V高出力工具は保護回路の信頼性が重要なため、互換品は発熱や突然の停止、最悪の場合は発火のリスクが18V製品よりも高くなります。業務用途や安全性を重視する場合は、上記①または②を強く推奨します。

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