計測機器

[MODEL 8HR-4/5AU]SHIMPO 充電式電池内蔵タイプデジタルストロボスコープ DT-315 DT-315N DT-315P 他 バッテリーセル交換 関連情報

SHIMPO(日本電産シンポ / 現:ニデックドライブテクノロジー)製の充電式電池内蔵タイプ デジタルストロボスコープ(DT-315、DT-315N、DT-315Pなど)のバッテリー交換やメンテナンスに関するお役立ちガイドです。

お手元の機器を長く、安全に使うための関連情報をまとめました。

🛠️ バッテリーの基本仕様と互換性

お持ちの純正バッテリーの仕様は以下の通りです。

  • 純正型番: MODEL 8HR-4/5AU
  • 電圧: 9.6V
  • 容量: 2000mAh (2.0Ah)
  • 電池種類: ニッケル水素電池 (Ni-MH)

💡 互換バッテリーを選ぶ際の注意点 現在、純正品が手に入りにくい場合、バッテリーの「セル交換(リフレッシュサービス)」を利用するか、互換品を探すことになります。その際は必ず電圧(9.6V)とニッケル水素(Ni-MH)であること、そしてコネクタの形状が一致しているか確認してください。容量(mAh)は2000mAh以上(例: 2100mAh〜2500mAhなど)であれば、一度の充電で使える時間が長くなるため問題ありません。

⚠️ バッテリー交換・取り扱い時の重要チェックポイント

1. メモリー効果に注意

ニッケル水素電池(Ni-MH)は、使い切っていない状態で継ぎ足し充電を繰り返すと、一時的に電池の容量が減ったように見える「メモリー効果」が起こります。

  • 対策: 定期的にバッテリーが空になるまで使用してから、フル充電(リフレッシュ)を行うことで寿命を延ばせます。

2. 長期保管時の注意(過放電の防止)

ストロボスコープを長期間使用しない場合でも、バッテリーは少しずつ自然放電します。完全に空の状態で放置すると、バッテリーが深刻なダメージを受け(過放電)、充電できなくなる原因になります。

  • 対策: 半年に1回程度は充電を行い、残量がある状態で保管してください。

3. 液漏れとサビの確認

古いバッテリーを内蔵したまま放置すると、液漏れが発生して本体の基盤や端子を腐食させることがあります。

  • 対策: 久しぶりに起動する際や、充電がうまくできない場合は、まずバッテリー室を開けて液漏れや端子のサビがないか目視で確認してください。

🔍 対応機種と主な用途

DT-315シリーズ(DT-315 / DT-315N / DT-315P)は、ポータブルでありながら高輝度なフラッシュが特徴の高性能ストロボスコープです。

  • 主な用途: 回転体(モーター、ファン、ギヤなど)の回転数測定、高速で動くライン(印刷、紡績、フィルムなど)の同期・外観検査。
  • 内蔵電池のメリット: 電源コードを気にせず、現場の狭い場所や足場の悪い高所でも片手で安全に測定が可能です。

🔄 バッテリー交換の主な選択肢

  1. 専門のリフレッシュ(セル交換)業者に依頼する
    • 既存のバッテリーパック(外側のプラスチックケースやコネクタ)を再利用し、中身の電池セルだけを新品のNi-MH(9.6V)に交換してくれるサービスです。「8HR-4/5AU」の型番を伝えることで対応してもらえるケースが多いです。
  2. 産業機器向けの互換パーツショップを探す
    • 「8HR-4/5AU 互換」や「DT-315 バッテリー」で検索すると、同等スペックの組電池(コネクタ付き)が販売されていることがあります。

測定の精度を維持し、現場で突如バッテリー切れにならないよう、充放電の管理や早めのバッテリーリフレッシュをおすすめします。

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