[BT-B90]キーエンス KEYENCE ハンディターミナル BT-900シリーズ BT-951W 他 バッテリーセル交換 関連情報
キーエンスのハンディターミナル「BT-900シリーズ」および専用バッテリー「BT-B90」に関する情報をまとめました。長期間安定して運用するためのガイドとしてご活用ください。
1. 対応機種とバッテリーの基本仕様
BT-B90は、キーエンスのロングセラーモデルであるBT-900シリーズに広く対応しています。
- 対応本体シリーズ: BT-900, BT-910, BT-951W, BT-951B 等
- 公称電圧: 3.7V
- 公称容量: 1000mAh 〜 1100mAh (リチウムイオン電池)
- 特徴: 軽量・コンパクト設計でありながら、現場での頻繁なスキャン作業に耐える出力を備えています。
2. 運用・管理のポイント
リチウムイオン電池(Li-ion)を長持ちさせ、業務中の突然の電源落ちを防ぐためのポイントです。
充放電のタイミング
- メモリー効果の心配なし: リチウムイオン電池のため、ニカド電池のような「使い切ってから充電」をする必要はありません。継ぎ足し充電が可能です。
- 過放電に注意: 電池残量がゼロの状態で長期間放置(放置放電)すると、再充電ができなくなる「過放電」に陥るリスクがあります。
寿命のサイン
以下のような症状が現れた場合は、バッテリーの交換時期です。
- フル充電した直後でも、使用可能時間が極端に短い。
- スキャン時やバックライト点灯時に、急に電源が落ちる。
- バッテリーパックに膨らみがある(物理的な変形は危険信号です)。
3. 保管と安全上の注意
現場でのトラブルや事故を防ぐための重要なガイドラインです。
- 適正温度での保管: 極端な高温(夏の車内など)や低温環境での保管は避けてください。40°Cを超える環境は劣化を早める原因となります。
- 端子の清掃: 本体の接点部が汚れていると、充電不良や動作不安定を招きます。定期的に乾いた布や綿棒で清掃してください。
- 非純正品のリスク: 互換バッテリーを使用する場合、容量や電圧の微差によって本体の故障や発熱の原因になることがあります。純正、または信頼性の高いセルを使用した製品を選ぶことが推奨されます。
4. 廃棄・リサイクルについて
リチウムイオン電池は、一般ゴミとして捨てることができません。
- リサイクルマーク: バッテリーに記されているリサイクルマークを確認してください。
- 処分方法: 貴重な金属資源を含むため、JBRC(一般社団法人JBRC)協力店のリサイクルBOXや、産業廃棄物として適切に処理を行う必要があります。
【参考:BT-951W等の無線LANモデルをご使用の場合】
無線LAN(Wi-Fi)通信を常時行うモデルは、オフラインモデルに比べて電力消費が激しくなります。予備バッテリーを常に1〜2個用意しておくことで、シフト交代時や繁忙期の業務停滞を防ぐことができます。

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