[SS-002602]TERUMO テルモ 輸液ポンプ TE131 TE161 他 バッテリーセル交換 関連情報
テルモ輸液ポンプ(TE-131 / TE-161)バッテリー交換・運用ガイド
テルモの輸液ポンプ TE-131 や TE-161 は、長年医療現場で信頼されてきたモデルですが、その性能を維持する要となるのがバッテリー(SS-002602)の管理です。
純正仕様に基づいた重要な情報を整理しました。
1. バッテリーの基本仕様
お手元の型番 SS-002602 は、以下のスペックを持つニカド(Ni-Cd)電池です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 純正型番 | SS-002602 |
| 定格電圧 | 9.6V |
| 定格容量 | 600mAh |
| 電池種類 | ニッケル・カドミウム蓄電池 (Ni-Cd) |
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注意: 近年、同形状で「大容量(2000mAh以上)」を謳う互換品のニッケル水素(Ni-MH)電池が出回っていますが、充電特性が異なるため、純正の充電回路で正しく満充電にならない、あるいは寿命を縮めるリスクがあります。医療機器としての信頼性を優先する場合、仕様の一致には十分ご注意ください。
2. 消耗と交換時期のサイン
ニカド電池は「メモリー効果」や「経年劣化」を避けることができません。以下の症状が出たら交換のタイミングです。
- ACコンセントを抜くとすぐに低電圧アラームが鳴る。
- フル充電したはずなのに、仕様上の連続使用時間(新品時:約3時間以上)を大幅に下回る。
- 長期間(半年以上)放置され、一度も通電していなかった。
- ニカド電池は過放電に弱く、放置するとセルが反転し再起不能になることがあります。
3. 長持ちさせるための運用ポイント
- 定期的なリフレッシュ ニカド電池特有の「メモリー効果(継ぎ足し充電による容量低下)」を防ぐため、月に一度程度、バッテリー駆動でアラームが鳴る直前まで使用し、その後フル充電することをお勧めします。
- AC駆動がメインでも「電池」は生きている 普段AC電源で使用していても、内部では常にトリクル充電(微弱充電)が行われています。劣化したバッテリーを放置すると、液漏れにより基板を腐食させる恐れがあるため、異常を感じたら早めの交換が「本体」を守ることにつながります。
4. 廃棄上の注意
このバッテリーにはカドミウムが含まれています。
- 一般ゴミとして捨てることは法律で禁じられています。
- 「リサイクルマーク」を確認し、医療機器販売業者や産業廃棄物処理業者を通じて正しくリサイクルしてください。
5. 関連アクセサリー・メンテナンス
TE-131 / TE-161 シリーズは、消耗品として以下のチェックも推奨されます。
- 指状押し潰し部(フィンガー)の清掃 薬液の付着は動作不良の原因となります。
- ドアクランプの摩耗 フリーフロー(薬液の過剰注入)を防ぐための重要な機構です。
免責事項: 輸液ポンプは高度管理医療機器です。バッテリー交換作業や内部点検は、施設の臨床工学技士、またはメーカー認定のサービスマンに相談されることを強く推奨します。

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