[5UY-00、IM14-m]YAMAHA ヤマハ 電動スクーター Passol EA06 他 バッテリーセル交換 関連情報
ヤマハの電動スクーターPassol(パッソル)、特に型式 5UY(EA06) は、日本の電動二輪車史において非常に重要なマイルストーンとなる一台です。
この車両を維持・活用、あるいは研究されている方に向けて、重要な技術情報や背景をガイド形式でまとめました。
🛵 ヤマハ・Passol(EA06)の概要
2002年に発表、2003年に発売された「パッソル」は、ヤマハが「エレクトリック・コミューター」として市場に投入した量産型電動スクーターの先駆けです。
- 型式: 5UY-00 / 5UY-01
- ペットネーム: EA06
- コンセプト: 1970年代に大ヒットした原付「パッソル」の名を冠し、「軽くて、静かで、クリーン」な近距離移動手段として開発されました。
🛠️ 主要スペックと技術的特徴
1. パワーユニット(YIPU)
ヤマハ独自開発の**YIPU(Yamaha Integrated Power Unit)**を搭載しています。
- 構造: リヤハブの中に、超薄型ブラシレスDCモーター、コントローラー、遊星減速機、ドラムブレーキをすべて集約。
- メリット: スイングアーム周りが非常にスッキリしており、軽量化に貢献しています。
2. バッテリーシステム
- 種類: 着脱式リチウムイオンバッテリー(当時としては非常に先進的)。
- 電圧/容量: 25V-24Ah(初期型)。
- 航続距離: 約32km(30km/h定地走行テスト値)。
- 注意点: 現在、純正バッテリー(90793-25048等)の新品入手は困難です。セル交換(リビルド)業者を利用するのが一般的となっています。
3. 車体構成
- 重量: 約45kg(バッテリー含む)。驚異的な軽さで、自転車に近い感覚で扱えます。
- IM14-m(充電器): パッソル専用の充電器です。家庭用100V電源で約2.5時間で満充電が可能。
🔍 メンテナンスと注意点
パッソル(EA06)を維持する上で避けて通れないポイントがいくつかあります。
- バッテリーの寿命と管理: 長期間放置すると過放電により充電不能になります。定期的な補充電が必須です。
- 電子制御のトラブル: 古い車両のため、コントローラー内の電解コンデンサの劣化や、スロットルセンサーの接触不良が起こりやすくなっています。
- タイヤサイズ: 前 60/100-12、後 60/100-12。タイヤの選択肢が限られるため、早めの在庫確認をおすすめします。
📈 関連モデル(進化の系統)
Passolの後、ヤマハの電動スクーターは以下のように進化しました。
| モデル名 | 型式 | 特徴 |
| Passol-L | SY04J | バッテリー容量をアップし、登坂能力を改善した改良型。 |
| EC-02 | SY02J | デザイン性を重視した都市型モデル。折りたたみハンドル採用。 |
| EC-03 | SY06J | プラグイン充電方式を採用。よりモーターサイクルに近い造りへ。 |
| E-Vino | SY11J | 「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」で有名な現行ヒットモデル。 |

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