[46H4144 46H3969]ThinkPad560 シリーズ バッテリーセル交換 関連情報
💻 ThinkPad 560 シリーズとバッテリーに関するガイド
ご提示の**「ThinkPad 560 シリーズ」は、1996年に日本IBMから発売された薄型・軽量ノートパソコンのシリーズです。また、「46H4144」「46H3969」は、このシリーズに使用されていたバッテリーの型番(パーツナンバー/FRUナンバー)**に関連する情報です。
このシリーズとバッテリーに関する主な情報をガイド形式でまとめます。
1. ThinkPad 560 シリーズの概要
ThinkPad 560シリーズは、発売当時としては画期的な薄さと軽さを実現し、モバイルノートPCの先駆けとなったモデルです。
- 発売時期: 1996年5月(初代モデル)
- 特徴:
- 薄型・軽量: A4サイズでありながら、約1.9kgという軽量設計でした。
- 1スピンドル: 本体にCD-ROMドライブやフロッピーディスクドライブ(FDD)は内蔵せず、FDDは外付けの専用コネクタを使用するのが特徴です。
- 後継機: ThinkPad 570シリーズが後継にあたります。
- 主なモデル:
- ThinkPad 560 (初代)
- ThinkPad 560E
- ThinkPad 560X
- ThinkPad 560Z(Pentium II搭載)
2. バッテリー「46H4144 / 46H3969」について
これらの型番は、ThinkPad 560シリーズで使用されていたリチウムイオンバッテリーパックを示すものです。
🔋 バッテリーの互換性と仕様
- 互換性: 初代ThinkPad 560から最終型である560Zまで、同一のバッテリーパックが使用されていました(ただし、公称容量などに若干の違いがある可能性はあります)。
- 種類: リチウムイオン電池(Li-ion)
- 公称容量(初代560の例): 2.2Ah(アンペア時)
- 型番の意味:
- 46H4144 / 46H3969などは、IBMが部品を管理するために使用していたFRU (Field Replaceable Unit) またはパーツナンバーです。これらの番号は、互換性のある同一部品、またはマイナーチェンジ後の部品を示す場合があります。
⚠️ 現在の利用に関する注意点
ThinkPad 560シリーズは既に販売終了から25年以上が経過しているため、純正の新品バッテリーは市場に存在しないか、極めて入手困難です。
- 純正品: 長期間在庫されていた純正品は、未使用であってもリチウムイオン電池の特性上、経年劣化により寿命が尽きている可能性が非常に高いです。
- 互換品: 現在入手できるものは、主に互換バッテリーメーカーが製造した新品の互換品となります。
- 互換品の選択: 互換品を購入する際は、ThinkPad 560シリーズに対応していることを必ず確認し、販売元の信頼性を考慮して購入することをおすすめします。
3. ThinkPad 560シリーズのレガシーな利用に関するヒント
現在、ThinkPad 560シリーズは主にコレクターズアイテム、または特定のレガシーソフトウェアを使用するためのヴィンテージPCとして利用されています。
| 項目 | ポイント |
| 起動 | ACアダプター接続での利用がメインになります。バッテリー運用は困難です。 |
| OS | Windows 95/98や、一部モデルではWindows NT、あるいはLinuxなどが使用されます。 |
| 拡張 | PCカードスロットが搭載されており、対応するPCカード型LANアダプターなどを使用することでインターネットに接続できる可能性があります(ドライバの確保が必要です)。 |
| 保管 | 高温多湿を避け、定期的に起動して動作確認を行うことで、本体の寿命を延ばすことができます。 |

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