■[BR2477A互換]アズビル製熱量演算器 WTY8000A1210-A 他 バックアップリチウムカスタムバッテリー販売品 関連情報
💡 アズビル製 熱量演算器 WTY8000A1210-A とは
WTY8000A1210-Aは、アズビル株式会社(旧・山武)が提供する熱量演算器(または熱量積算計)の型式の一部です。主に、温水・冷水の熱エネルギーの取引や管理に使用される、流量と温度差から熱量を正確に計算・積算する機器です。
主な機能(一般的な熱量演算器として)
- 熱量積算: 流量計からのパルス信号と温度計からの温度信号(往・復)を入力し、熱量を演算・積算します。
- 各種表示: 積算熱量、瞬時熱量、瞬時流量、温度などを表示します。
- 出力: 積算パルス出力、アナログ出力、通信出力などにより、上位システムや監視装置へデータを出力します。
🔋 バックアップリチウムバッテリ BR2477A に関する情報
BR2477Aは、熱量演算器WTY8000A1210-Aの内部データ(積算値、設定値、時計など)を停電時に保持するために使用されるリチウムコイン電池です。
1. バッテリの仕様と役割
- 型式: BR2477A(パナソニック製または同等品)
- 種類: リチウム一次電池(充電できない使い切りタイプ)
- 公称電圧: 3V
- 役割: 外部電源(AC/DC電源)が供給されていない状態(停電時や電源OFF時)に、内部の**RAM(ランダムアクセスメモリ)やリアルタイムクロック(RTC)**への電力供給を継続し、設定情報や積算値、現在時刻を保持します。
2. 交換時期と寿命
- 寿命: 一般的なリチウムバッテリの設計寿命は5~10年程度とされていますが、使用環境(温度など)や個体差により前後します。
- 交換の目安: 機器の取扱説明書には、定期的な交換が推奨されている場合が多いです。また、機器の表示部やアラームでバッテリ電圧低下を知らせる機能がある場合もあります。この表示が出た場合は速やかに交換が必要です。
3. 交換時の注意点 ⚠️
バッテリ交換は、データの破損や機器の故障を防ぐため、以下の点に十分注意して行ってください。
- 作業資格: 交換作業は、専門知識を持つ電気工事士や保守担当者が行うことが推奨されます。
- 電源OFF: 必ず機器の電源を切り、安全を確認してから作業を開始してください。
- 静電気対策: 静電気は機器内部の電子部品を損傷させる可能性があるため、リストストラップなどの静電気対策を講じてください。
- 極性の確認: 新しいバッテリを装着する際は、**正しい極性(±)**で取り付けてください。逆に取り付けると故障の原因となります。
- データバックアップ: 可能であれば、交換前に設定値や積算値を記録・バックアップしておくと安心です。
- 廃却方法: 使用済みのリチウムバッテリは、一般ごみとして捨てずに、自治体や専門業者の定める方法で適切に処理してください。
🛠️ その他の関連情報(保守・運用)
1. 取扱説明書の入手
具体的なバッテリ交換手順や、WTY8000A1210-Aの詳細な仕様(配線方法、設定パラメータ、エラーコードなど)については、アズビル株式会社の公式サイトから型式を検索し、取扱説明書や仕様書を入手・参照することが最も確実です。
2. 校正(検定)
熱量演算器は、取引・証明に使用される場合は、計量法に基づく検定(有効期間満了前の再検定や校正)が義務付けられている場合があります。熱量演算器の有効期間は原則として4年です。この点も併せてご確認ください。
3. サポート・修理
機器の操作や故障、バッテリ交換に関する技術的な疑問やご依頼は、アズビル株式会社のカスタマーサービス窓口または納入業者へお問い合わせください。

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