非常灯・誘導灯

[NDC-2418 KR1.8C-20 XE00451 KR-C]TOA ジーエスサフト 自動火災報知機受信機 非常放送用 住設警報機器 バッテリーセル交換 関連情報

TOA ジーエスサフト 自動火災報知機受信機 非常放送用 関連情報

このガイドは、TOA ジーエスサフト 自動火災報知機受信機 非常放送用に関する情報を提供します。このシステムは、火災報知と非常放送を統合したもので、特に建築物での安全確保に不可欠な役割を果たします。


1. 製品の概要と役割

このシステムは、火災発生時に自動火災報知設備(R型受信機)からの信号を受け、建物全体に非常放送を行うためのものです。これにより、迅速な避難誘導が可能になります。主要な機器は以下の通りです。

  • 自動火災報知設備受信機(R型受信機): 火災感知器からの信号を受信・処理し、火災の場所を特定します。
  • 非常放送用アンプ: 受信機からの信号に応じて、あらかじめ録音された避難メッセージやアナウンスを放送します。
  • スピーカー: 建物各所に設置され、非常放送を伝達します。

2. 主要な構成機器

システムの心臓部となる主要な機器と、その品番について説明します。

  • 自動火災報知機受信機:
    • NDC-2418: これがR型受信機本体の品番です。火災信号の受信と処理を行います。
    • KR1.8C-20: これは、受信機に内蔵されている蓄電池(バッテリー)の型番です。停電時でもシステムを稼働させるための重要な部品です。電圧が24V、容量が1.8Ahであることを示しています。
  • 非常放送用アンプ:
    • XE00451: 非常放送用のアンプや制御部の型番です。受信機からの火災信号を非常放送の音声信号に変換し、スピーカーに送る役割を担います。
  • システム統合:
    • KR-C: これは、受信機と非常放送設備を連携させるためのインターフェースまたは制御盤の型番と考えられます。これにより、火災信号が適切に非常放送設備に伝達されます。

3. システムの動作フロー

  1. 火災の検知: 建物内に設置された火災感知器(煙感知器、熱感知器など)が火災を検知します。
  2. 信号の受信: 検知信号がNDC-2418に送られ、火災が発生した場所が特定されます。
  3. 連携と放送準備: KR-Cを介して、火災信号が非常放送用アンプ(XE00451)に送られます。
  4. 非常放送の開始: アンプは、火災発生場所に応じて事前にプログラムされた避難放送を開始します。
  5. 避難誘導: スピーカーから避難メッセージが放送され、人々に避難を促します。

4. メンテナンスと注意点 ⚠️

  • バッテリーの点検: KR1.8C-20のような蓄電池は、定期的な点検と交換が必要です。一般的に、蓄電池の寿命は4〜6年と言われています。停電時にシステムが正常に動作しないリスクを避けるため、寿命が来たバッテリーは速やかに交換してください。
  • 専門業者による点検: このような複雑なシステムは、専門知識を持つ業者による定期的な点検が義務付けられています。消防法に基づき、年に1〜2回の点検が推奨されます。
  • 誤作動時の対応: 煙感知器の誤作動などにより非常放送が作動した場合は、速やかに原因を特定し、専門業者に連絡してください。

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