[10N-25GA、10N25GA]MITSUBISHI 三菱電機 非常灯電池 産業用照明 誘導非常灯 住設警報機器 バッテリーセル交換 関連情報
三菱電機の誘導灯や非常用照明器具に使用される交換用蓄電池**「10N-25GA(10N25GA)」**について、メンテナンスや交換時に役立つ情報をガイド形式でまとめました。
このバッテリーは、火災や停電などの非常時に避難経路を照らす重要な役割を担っています。
1. 基本スペックと互換性の確認
交換作業の前に、お手元のバッテリーと仕様が一致しているかご確認ください。
- 定格電圧: 12V
- 定格容量: 2500mAh (2.5Ah)
- 電池の種類: ニッケルカドミニウム電池(Ni-Cd)
- 主な用途: 三菱電機製の誘導灯、非常用照明器具、住設警報機器などの予備電源
- コネクタ形状: 三菱電機の純正仕様(通常、差し込み式の白いコネクタが付属しています)
2. 交換時期の目安(寿命について)
非常灯のバッテリーには寿命があり、適切な時期の交換が法令遵守(消防法)の観点からも重要です。
- 期待寿命: 一般的に4〜6年です。
- 交換サイン: * 本体の「点検スイッチ」を引いた際、即座に消灯する、または数十秒で暗くなる。
- 充電モニター(LED)が点滅している、または消灯している(故障表示)。
- 重要性: 蓄電池が劣化していると、いざという時に法で定められた時間(通常20分〜60分間)の点灯ができず、点検報告で不備指摘を受ける原因になります。
3. 交換作業時の注意点
作業自体はシンプルですが、以下の点に注意してください。
- 型番の再確認: 「10N25GA」と似た型番(例:10N-1200SCなど)がありますが、電圧が異なると器具の故障や火災の原因になります。
- 通電状態での作業: 器具のAC電源(常用電源)は遮断せずに交換可能ですが、感電には十分注意し、コネクタの抜き差しは確実に行ってください。
- 初期充電: 新しいバッテリーを取り付けた直後は、十分に充電されていません。設置後24時間は、非常点灯テストを控え、フル充電されるのを待ってください。
4. 廃棄方法について
このバッテリーは**ニッケルカドミニウム電池(Ni-Cd)**であり、適切な廃棄方法を要求されます。
- リサイクルマーク: バッテリー本体にリサイクルマーク(スリーアロー)があることを確認してください。
- 処分方法: 一般ゴミとして捨てることはできません。
- JBRC協力店(家電量販店など)のリサイクルBOXへ持ち込む。
- 産業廃棄物として、専門の処理業者に委託する。
よくある質問 (FAQ)
| 質問 | 回答 |
| 他社製の同等品は使える? | コネクタ形状や電圧が同じであれば物理的に接続可能な場合もありますが、三菱電機の純正品、またはメーカーが保証する適合品を使用することが、保証や安全性の面で推奨されます。 |
| バッテリーが熱を持っているが大丈夫? | 充電中は多少の熱を持ちますが、素手で触れないほど熱い場合や異臭がする場合は、器具側の充電回路の故障か、バッテリーの寿命による異常反応の可能性があるため、速やかに使用を中止してください。 |

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