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[バッテリBH1233C]マキタ makita インパクトドライバ TD124D、TD123D、TD122D、TD120D 他 バッテリーセル交換 関連情報

マキタのインパクトドライバTD124D / TD123D / TD122D / TD120Dシリーズは、現行のリチウムイオンバッテリー(18Vや14.4V)が普及する一世代前に主流だった**「ニッケル水素(Ni-MH)バッテリ」**を使用する名機たちです。

現在でも愛用者が多いモデルですが、メンテナンスや周辺機器の互換性には少し注意が必要です。オーナー様に役立つ関連情報をガイド形式でまとめました。


1. 使用バッテリ「BH1233C」の基本スペック

このバッテリは、マキタの12Vスライド式バッテリの最上位クラスに位置します。

  • 電圧: 12V
  • 容量: 3.3Ah
  • タイプ: ニッケル水素(Ni-MH)
  • 特徴: 当時のニカド電池に比べ、高容量で長時間の作業が可能。メモリー効果(継ぎ足し充電による容量減少)が比較的少ないのが特徴です。

互換バッテリに関する注意

現在、純正のBH1233Cは入手が難しくなっている場合があります。

  • 下位互換: BH1220、BH1220C、BH1230なども物理的に装着・使用可能ですが、アンペア数(Ah)が下がるため、作業時間は短くなります。
  • 充電器の確認: 充電器がニッケル水素対応の**「DC18RA」「DC18RC」「DC24RC」**等であるか確認してください。古いニカド専用充電器ではBH1233Cを充電できない場合があります。

2. 対応機種(TDシリーズ)の特徴

これらのモデルは、現在のインパクトドライバの礎を築いた「タフ」な設計が魅力です。

型番特徴
TD124D12Vシリーズの最終型に近い高機能モデル。締め付けトルクが安定しています。
TD123Dブラシレスモーターではないものの、当時のプロ用として非常にバランスが良い。
TD122D堅牢な作りで、DIYからプロの予備機まで幅広く使われました。
TD120D軽量で取り回しが良く、内装作業などに適したモデル。

3. メンテナンスと長く使うためのコツ

リチウムイオン電池と扱いが異なる点がいくつかあります。

  • 「使い切り」は厳禁: パワーが落ちてきたと感じたらすぐに充電してください。完全に空(過放電)になるとバッテリが死んでしまう原因になります。
  • カーボンブラシの点検: これらの機種は「カーボンブラシ」を使用しています。火花が強くなったり、回転が不安定になったらブラシの摩耗を疑ってください(適合ブラシ:CB-430等)。
  • 保管方法: 長期間使わない場合は、満充電ではなく半分程度の状態で涼しい場所に保管するのがベストです。

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