[HHR-15F10G1]YAMAHA マーチング キーボード YMK-70 YMK-80 YMK-90S 他 3Pタイプ用 バッテリーセル交換 関連情報
ヤマハ マーチングキーボード YMK-70, YMK-80, YMK-90S 関連情報ガイド
1. 各モデルの概要
これらのモデルは、マーチングでの演奏を想定して設計されたキーボードです。軽量で持ち運びやすく、子どもたちの小さな手でも扱いやすいように工夫されています。
- YMK-70: 古くから使われているモデルの一つで、シンプルな機能性を持っています。
- YMK-80: YMK-70の後継または派生モデルで、YMK-70と同様に多彩な音色やリズムを搭載し、園児・児童のマーチングの可能性を広げるモデルです。37ミニ鍵盤、FM音源同時8音発音、20音色などの特徴があります。
- YMK-90S: YMK-80と同時期に登場したモデルで、YMK-90M(小学生向け)とともに、園児向けの「S」サイズとして展開されています。AWM音源による上質でアコースティックな音色を20種類内蔵し、最大同時発音数32音など、より充実した機能を持っています。バッテリー残量表示も4段階で分かりやすくなっています。
2. 主な特徴(共通点と差異)
- 鍵盤数: いずれのモデルも37ミニ鍵盤を採用しています。
- 音源: YMK-70/80はFM音源、YMK-90SはAWM音源を採用しており、音色の表現力に違いがあります。
- 音色数: いずれも20音色を搭載しています。
- 機能: ビブラート、サスティーン、移調機能(B♭、C、E♭)、ピッチ切り替え(440, 442, 444Hz)など、マーチングで必要な機能が充実しています。YMK-90Sはバッテリー残量表示機能も備えています。
- スピーカー: ホーンスピーカー10W/8Ωを搭載し、屋外での演奏でも十分な音量が得られます。
- 電源: いずれも充電式ニッケル水素電池パックとACアダプターに対応しています。
3. バッテリーに関する情報
これらのマーチングキーボードは充電式のバッテリーで駆動するため、バッテリーの状態は非常に重要です。
- バッテリーの種類: 主にニッカド電池(YMK-70/80など)やニッケル水素電池(YMK-90Sなど)のパックが使われています。モデルによって2Pプラグまたは3Pプラグ(NTCサーミスタ付き)があります。
- 互換バッテリー・セル交換: 古いモデルの場合、純正バッテリーの入手が困難な場合があります。その場合、互換バッテリーの購入や、既存のバッテリーパックの**セル交換(バッテリーリフレッシュ)**サービスを利用する方法があります。これらのサービスは専門業者によって提供されており、純正品と同等またはそれ以上の容量を持つセルに交換することで、バッテリーの寿命を延ばすことができます。
- セル交換の際は、元のバッテリーが2Pタイプか3Pタイプかを確認する必要があります。3Pタイプには温度検知用のNTCサーミスタが装着されています。
- 充電に関する注意: バッテリーが充電できない場合、バッテリー自体の劣化だけでなく、キーボード本体の充電回路に問題がある可能性もあります。専門の修理業者への相談を検討しましょう。
4. キャリングホルダー
マーチングキーボードは演奏者が携帯して演奏するため、専用のキャリングホルダーが付属しています。これは、演奏者の体格に合わせて高さや前後を調節できる機能を持っています。YMK-90Sでは、園児に対応したSサイズと小学生以上に対応したMサイズがあります。
最後に
ヤマハのマーチングキーボードは、長年にわたり多くの学校や団体で活躍してきた信頼性の高い楽器です。もしお持ちのモデルの調子が悪い場合や、バッテリーの持ちが気になる場合は、上記情報を参考に専門業者への相談や、適切なメンテナンスを検討してみてください。

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