非常灯・誘導灯

[3N25JA 3N-25JA]MITSUBISHI 三菱電機 非常灯電池 産業用照明 誘導非常灯 住設警報機器 バッテリーセル交換 関連情報

三菱電機 非常灯電池 3N25JA / 3N-25JA ガイド

「3N25JA」および「3N-25JA」は、三菱電機製の非常灯・誘導灯用バッテリーの型番です。主にNi-Cd(ニカド)電池が使用されており、停電時などに照明や警報機器が正常に作動するための電力供給を担います。

1. 3N25JA / 3N-25JA とは?

  • 用途: 主に三菱電機製の非常灯、誘導灯、住設警報機器などに使用される交換用バッテリーです。
  • 役割: 災害時や停電時など、通常電源が供給されない状況下で、照明や警報システムが機能し続けるために不可欠な部品です。
  • 電池の種類: 多くの場合、Ni-Cd(ニカド)電池が採用されています。Ni-Cd電池は、過放電に強く、比較的低温環境下でも性能を維持しやすい特性があります。
  • 電圧と容量: 製品によって複数の仕様が存在しますが、例えば「6V 1800mAh」や「4.8V 2500mAh」といったタイプが見られます。購入や交換の際には、必ず現在ご使用中の機器の仕様と一致しているか確認が必要です。

2. 交換の重要性とタイミング

非常灯や誘導灯のバッテリーは消耗品であり、経年劣化します。バッテリーの性能が低下すると、非常時に必要な点灯時間を確保できなくなったり、機器が正常に作動しなくなる恐れがあります。

  • 交換の目安: 一般的に、Ni-Cdバッテリーの寿命は4〜6年程度とされています。ただし、使用環境や頻度によって変動します。
  • 点検: 定期的な点検により、バッテリーの劣化状況を確認することが推奨されます。機器によっては、バッテリーの異常を知らせる表示機能が備わっている場合もあります。
  • 法的な義務: 消防法などの法令により、非常用照明器具の設置や点検が義務付けられています。バッテリーの適切な交換は、これらの法令を遵守するためにも不可欠です。

3. バッテリーの入手と再生(リフレッシュ)

3N25JA / 3N-25JA バッテリーの入手方法はいくつかあります。

  • 新品の購入: 三菱電機製の純正品や、互換性のある代替品が販売されている場合があります。
  • バッテリーリフレッシュ(再生)サービス: 現在ご使用中のバッテリーパックを業者に預け、内部のセル(二次電池)のみを新品に交換するサービスです。純正のバッテリーパックや基板を再利用するため、コストを抑えられる場合があり、また廃棄物の削減にもつながります。専門の技術者が国内工場で作業を行うことが多く、信頼性の高い選択肢です。

4. 注意事項

  • 互換性: バッテリーの交換に際しては、必ず機器の型番とバッテリーの電圧・容量が一致しているかを確認してください。異なる仕様のバッテリーを使用すると、機器の故障や発火などの危険性があります。
  • 専門業者への依頼: バッテリー交換は、電気工事士などの資格を持つ専門業者に依頼することが推奨されます。特に非常用照明設備は、設置やメンテナンスに専門知識が必要です。
  • 廃棄方法: 使用済みバッテリーは、適切な方法で廃棄する必要があります。ニカドバッテリーは有害物質を含んでいるため、自治体の指示に従うか、専門の回収業者に依頼してください。

非常灯や誘導灯は、私たちの安全を守る上で非常に重要な設備です。3N25JA / 3N-25JAバッテリーの適切な管理と交換を行うことで、万が一の事態に備え、安心して過ごせる環境を維持しましょう。

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