[FMVNBP161、CP345738-01]富士通 Fujitsu FMV-BIBLO LOOX Uシリーズバッテリーセル交換 関連情報
富士通 FMV-BIBLO LOOX Uシリーズ:リアルポケットサイズの魅力
FMV-BIBLO LOOX Uシリーズは、その名の通り「ポケットに入るサイズ」を目指した画期的なモバイルPCとして登場しました。手のひらに乗るほどのコンパクトなボディに、当時としては十分な性能を詰め込み、外出先での利用を強く意識した設計が特徴です。
シリーズの主な特徴
- 超小型・軽量ボディ: 約500g台の軽量設計で、気軽に持ち運べるのが最大の魅力でした。発表当初は「世界最小」を謳うモデルもありました。
- コンバーチブル型(初期モデル): 液晶ディスプレイが回転し、タブレットのように使用できるコンバーチブル型を採用したモデルも存在しました。これにより、利用シーンに合わせた多様なスタイルでの操作が可能でした。
- タッチパネル液晶: 感圧式タッチパネルを搭載し、専用ペンや指での操作に対応していました。
- 高解像度液晶: 小さな画面ながら、当時としては高精細なディスプレイを搭載し、視認性にも配慮されていました。
- 豊富なインターフェース: コンパクトながらも、USBポートやメモリーカードスロット、無線LANなどを備え、拡張性も確保されていました。
- 長時間のバッテリー駆動: オプションの大容量バッテリーを使用することで、長時間駆動も可能でした。
「FMVNBP161」と「CP345738-01」について
これらの型番は、FMV-BIBLO LOOX Uシリーズの一部のモデルで使用されていた純正内蔵バッテリーの型番です。
- FMVNBP161: 富士通の純正内蔵バッテリーパックの製品型番です。主にLOOX Uシリーズの軽量バッテリーパックとして販売されていました。リチウムイオンバッテリーで、7.2V、2600mAhといったスペックが一般的でした。
- CP345738-01: こちらもFMVNBP161と関連付けられるバッテリーの部品番号、または互換性のあるバッテリーの型番としてよく見られます。バッテリーリフレッシュサービスなどで、この両方の型番が併記されていることがあります。
これらのバッテリーは、LOOX Uシリーズの携帯性を支える重要な部品でした。しかし、ノートパソコンのバッテリーは消耗品であり、経年劣化により駆動時間が短くなったり、充電ができなくなったりすることがあります。
現在の状況と注意点
FMV-BIBLO LOOX Uシリーズは、すでに生産・販売が終了している古いモデルです。そのため、関連する製品やサポートの入手には注意が必要です。
- バッテリーの入手: 「FMVNBP161」や「CP345738-01」といった純正バッテリーは、新品での入手が非常に困難になっています。互換品やリフレッシュサービスを提供している業者を探すことになるでしょう。ただし、互換品の使用は自己責任となり、品質や安全性には注意が必要です。
- サポート情報: 富士通の公式サイトでは、過去の製品情報としてマニュアルなどが公開されている場合がありますが、修理サポートなどはすでに終了している可能性が高いです。
- OSのサポート: 当時のOSはWindows VistaやWindows XPなどが主流であり、これらのOSはすでにMicrosoftのサポートが終了しています。セキュリティリスクが高まるため、インターネット接続を伴う利用は推奨されません。
もし現在もFMV-BIBLO LOOX Uシリーズをお持ちで利用を検討されている場合は、上記の点を踏まえ、特にバッテリーの状態やOSのセキュリティに注意してください。コンパクトなPCとして、その歴史的な価値やコレクションとしての魅力はありますが、現代の利用環境においては、機能や安全性の面で限界があることをご理解いただく必要があります。

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