[14/500AA 2列]YUASA GSユアサ ジーエスユアサ 非常灯電池 産業用照明 誘導非常灯 住設警報機器 バッテリーセル交換 関連情報
GSユアサ(ジーエス・ユアサ)製の非常灯・誘導灯用交換バッテリー「14/500AA(2列配置)」に関する仕様、用途、交換時の注意点などをまとめたテクニカルガイドです。
1. 型番と仕様の読み解き
型番の「14/500AA」は、内部で使用されている単電池の規格と直列数を示しています。
- セル構成(14): 単電池が14本直列で接続されています。
- 公称電圧: ニッケル・カドミウム(Ni-Cd)蓄電池の単セル公称電圧は約1.2Vのため、全体で 16.8V(1.2V × 14本)となります。
- 定格容量(500AA): 単3サイズ(AA)セルを採用しており、公称容量は 500mAh(0.5Ah)です。
- 形状(2列): 7本×2列などの並列レイアウトでシュリンクパック(熱収縮フィルム包装)されており、細長い器具内のバッテリースロットに収まる設計になっています。
2. 主な用途
主に防災設備・産業用照明器具のバックアップ電源として用いられます。
- 誘導灯・非常灯: 火災や停電時に通路誘導灯や非常用照明器具を一定時間(20分間〜60分間)点灯維持させるための電源。
- 住設・防災警報機器: 火災報知盤、受信機、非常放送設備、住宅・集合住宅向け警報設備の制御回路やバックアップ電源。
- 産業用制御装置: 停電時のシーケンスバックアップやメモリ保持用電源。
3. 交換と取り扱いのポイント
非常灯・誘導灯のバッテリーは消防法や建築基準法に基づき定期的な点検・交換が求められます。
- 推奨交換サイクル:
- 常用電源(トリクル充電/フロート充電)に常時接続されているため、通常 4〜6年 が交換推奨の目安です。
- 経年劣化すると内部抵抗が増加し、非常時の規定点灯時間(例: 20分以上)を満たせなくなります。
- コネクタ・極性の確認:
- 同型番であっても、器具メーカーや製造ロットにより接続コネクタの形状(端子ピッチ、ロック機構)やピン配列(極性)が異なる場合があります。交換時は既存バッテリーのコネクタ形状およびリード線(赤: プラス、黒: マイナス)の極性を必ず照合してください。
- 初期充電の必要性:
- 交換直後のバッテリーは自己放電している場合があるため、器具取り付け後、満充電状態になるまで 24〜48時間の連続通電(充電) を行ってから点検スイッチ等で点灯テストを実施してください。
- 安全上の注意事項:
- ニッケル・カドミウム蓄電池はショート(短絡)させると急激に大電流が流れ、発熱・破裂・発火の危険があります。作業時は端子同士の接触に注意してください。
- 使用済みのバッテリーは産業廃棄物(資源有効利用促進法に基づくリサイクル対象)として、ニカド電池回収ルートに則って適切に廃棄・リサイクルを行ってください。

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