[ADD68038 衛星電池パック01]MITSUBISHI 三菱電機 NTT DOCOMO ワイドスターII 衛星携帯電話 バッテリーセル交換 関連情報
三菱電機の衛星携帯電話機、およびNTTドコモの「ワイドスターII」サービス向けに使用される「衛星電池パック01(バッテリー型番:ADD68038)」に関するガイド情報です。
主に保守、交換、または中古端末の運用をお考えの方向けに、仕様や取り扱いのポイントをわかりやすくまとめています。
衛星電池パック01(ADD68038)基本仕様
このバッテリーは、ドコモの衛星携帯電話「ワイドスターII」用のポータブル端末(主に三菱電機製「ポータブル端末 01」など)に対応している純正の標準電池パックです。
- 純正型番: ADD68038
- ドコモ品名: 衛星電池パック01
- 公称電圧: $7.4\text{ V}$
- 公称容量: $5000\text{ mAh}$
- 電池種類: リチウムイオン(Li-ion)電池
💡 ポイント: 一般的なスマホのバッテリー($3.7\text{V}$〜$3.8\text{V}$前後)に比べ、$7.4\text{V}$と高電圧かつ**$5000\text{mAh}$の大容量**仕様です。これは、衛星通信という非常に強力な電波を送信するために必要な電力を賄うための設計となっています。
関連端末・サービス情報
1. 対象サービス:ワイドスターII (WIDESTAR II)
NTTドコモが提供する、赤道上空約$36,000\text{ km}$にある静止衛星(JCSAT-4Bなど)を利用した衛星電話サービスです。
- 特徴: 日本全国の陸上、領海、航空域を100%カバーしており、通常の携帯電話の電波が届かない山間部、離島、洋上、あるいは大規模災害時に地上の通信インフラが壊滅した環境でも通話・通信が可能です。
2. 対応端末:三菱電機製「ポータブル端末 01」
このバッテリーは、トランク型や持ち運び型の形状をした衛星電話端末に使用されます。
- 普段はAC電源やシガーソケットから給電して利用できますが、屋外や電源のない場所に持ち出す(または停電時)際に、この「衛星電池パック01」が重要な非常用電源として機能します。
取り扱い・保守管理のガイドライン
リチウムイオン電池の特性上、災害対策(BCP)などで長期保管・運用する際は以下の点に注意が必要です。
劣化を防ぐ保管方法
- 定期的な充放電: いざという時の防災用として保管している場合でも、1年に1〜2回は端末に装着して充放電(一度使い切ってから再度充電する)を行ってください。完全に放電した状態(過放電)で長期間放置すると、バッテリーが死亡し充電できなくなる原因になります。
- 保管時の残量:満充電(100%)のまま、あるいは空(0%)のままでの長期保管は劣化を早めます。50%前後の容量で、直射日光の当たらない涼しい場所($10\text{°C}$〜$30\text{°C}$)に保管するのが理想です。
寿命と交換のサイン
- バッテリーの膨張: 外装がぷっくりと膨らんできたら寿命、または劣化のサインです。そのまま使用すると端末に収まらなくなったり、最悪の場合、発火等のリスクがあるため、速やかに使用を中止してください。
- 駆動時間の極端な低下: 満充電にしてもすぐに残量が減る場合は、セルの寿命です。
購入・入手についてのアドバイス
- ドコモ法人窓口での確認:ワイドスターIIは主に法人向け・官公庁向けのサービスです。保守部品としての購入や交換については、ドコモの法人営業担当、またはドコモビジネスの窓口へ問い合わせるのが最も確実です。
- 中古品・互換品に関する注意:型番「ADD68038」で市場に流通している中古品や新古品を検討される場合、製造年(ロット)が古いものは、未使用であっても内部劣化が進んでいる可能性があります。また、衛星電話という「命を繋ぐインフラ」の特性上、信頼性の観点から非純正の互換バッテリー(サードパーティ製)の使用は避けることを強く推奨します。

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