アシスト自転車

[90793-25073、X21-04]タカラ ヤマハ B PLUS 他 バッテリーセル交換 関連情報

ヤマハ(YAMAHA)の電動アシスト自転車「B-PLUS(ビープラス)」などに採用されていた、ニッケル水素(Ni-MH)バッテリー「90793-25073(X21-04)」に関する互換性やメンテナンスのガイド情報をお届けします。

この世代のバッテリーはすでに生産終了(廃盤)となってから時間が経っていますが、愛車を維持するための重要な選択肢がいくつかあります。

1. 基本スペックと当時の位置づけ

  • 純正電圧: 24V
  • 純正容量: 2.8Ah(ニッケル水素 / Ni-MH)
  • 型番: 90793-25073(ヤマハ共通品番:X21-04)
  • 特徴: 2000年代中盤の電動アシスト自転車(タカラのB-PLUSや、ヤマハのPASコンパクトなど)に多く採用されていたコンパクトなバッテリーです。

2. 互換性と代替バッテリーについて(容量アップ)

ニッケル水素バッテリーの時代には、形状が同じで容量が異なる「上位互換バッテリー」が存在していました。2.8Ahの「X21-04」が寿命を迎えた際、以下のバッテリーがそのまま同じ充電器・同じ自転車で使われていました。

バッテリー型番容量タイプ備考
90793-25073 (X21-04)2.8Ahニッケル水素純正(元々の付属モデル)
90793-25074 (X21-05)3.1Ahニッケル水素互換(少し容量アップ)
90793-25078 (X21-09)3.1Ahニッケル水素互換(後期型)

⚠️ 注意:リチウムイオンへの変換は不可

後に発売された「リチウムイオンバッテリー(24V系)」とは、形状や端子、充電器のシステムが異なるため互換性はありません。

3. 現在の維持・復活方法(2026年現在の現実的な選択肢)

現在、ヤマハ公式からはこのニッケル水素バッテリーの新品は供給されていません。そのため、愛車に乗り続けるには以下の2つの方法が主流です。

① 「バッテリーリフレッシュ(セル交換)」サービスを利用する

専門の業者に古いバッテリーを郵送し、中の劣化した電池(セル)だけを新品に交換してもらう方法です。

  • メリット: 外側のケースや基板はそのまま使うため、確実に手に入ります。また、最新のセルに交換することで、当時の2.8Ahや3.1Ahから、3.8Ah〜4.0Ah程度まで容量をアップ(長持ち化)させて復活できるケースが多いです。
  • デメリット: バッテリーを一度業者に発送するため、数日〜1週間ほど自転車に乗れない期間が発生します。

② 残っている「再生バッテリー(リサイクル品)」を購入する

すでにセル交換が済んでいる中古・再生品(リビルト品)をECサイト等で購入する方法です。

  • メリット: 届いたらすぐに使えます。
  • デメリット: 在庫が希少であることと、信頼できるショップから購入しないと初期不良のリスクがあります。

4. 長持ちさせるためのメンテナンスのコツ

ニッケル水素(Ni-MH)バッテリーは、現在のリチウムイオンバッテリーとは特性が大きく異なります。以下のポイントを意識すると、寿命を延ばすことができます。

  • 「継ぎ足し充電」はなるべく避ける:ニッケル水素は、容量を残したまま充電を繰り返すと、見かけ上の容量が減ってしまう「メモリー効果」が起こりやすい特性があります。できるだけ使い切る手前(アシストが弱くなってきた段階)で充電するのが理想です。
  • 過放電に注意:完全に空(ゼロ)の状態で長期間放置すると、二度と充電できなくなる「過放電」を起こします。しばらく乗らない場合でも、定期的に充電を行ってください。

もし現在、バッテリーの持ちが悪くてお困りであれば、専門の「リフレッシュ(セル交換)サービス」で型番「X21-04」の取り扱いがあるか確認してみるのが一番の近道です。

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