[KR-C-C8S]DAIKO 大光電気 非常灯電池 産業用照明 誘導非常灯 住設警報機器 バッテリーセル交換 関連情報
DAIKO(大光電機)の非常灯・誘導灯に使用されている交換用バッテリー「KR-C-C8S(純正電圧:9.6V / 容量:1800mAh ニカド電池)」に関する交換・メンテナンスガイドです。
施設管理者や電気主任技術者の方が、安全かつ円滑にバッテリー交換を行うための重要情報をまとめています。
1. 基本スペックと互換性の確認
お手元のバッテリーが以下の仕様と一致しているか、まずはご確認ください。
- 型番: KR-C-C8S
- 定格電圧: 9.6V
- 定格容量: 1800mAh (1.8Ah)
- 電池種類: ニッケル・カドミウム蓄電池(Ni-Cd / ニカド)
- 主な用途: DAIKO(大光電機)製 非常用照明器具・誘導灯の予備電源、住設警報機器
⚠️ 注意:型番とコネクタの確認 非常灯バッテリーは、電圧や容量が同じでも**「コネクタの形状(ピン数やプラスマイナスの位置)」**が器具ごとに異なる場合があります。発注時は必ず「DAIKO用(またはKR-C-C8S互換)」であることを確認してください。
2. バッテリーの寿命と交換のサイン
非常灯・誘導灯のバッテリーは、消防法等で定期的な点検と交換が義務付けられています。
- 期待寿命(交換目安):約4〜6年
- 使用環境(周囲温度など)により前後しますが、外観に異常がなくても5年を目安に定期交換推奨です。
- 交換が必要なサイン:
- 充電モニター(LED)の点滅・消灯: 器具本体の緑や赤のランプが異常を示している場合。
- 点検スイッチ(紐)を引いても点灯しない: または、引いた瞬間にすぐ消えてしまう(容量低下)。
- 外観の異常: バッテリー本体の膨張、液漏れ、錆びの発生。
3. 交換作業時のステップと注意点
電気工事士の資格を要する器具の結線変更とは異なり、一般的にコネクタ式のバッテリー交換自体はメンテナンスの範囲内ですが、以下の手順と安全管理を徹底してください。
【ステップ 1】安全の確保と器具の開放
- 対象器具のブレーカー(常用電源)を遮断するか、器具が安全な状態であることを確認します。
- 器具のカバーを外し、古いバッテリーが収納されているカバーを開けます。
【ステップ 2】古いバッテリーの取り外し
- 基板または器具側から出ているコネクタを、ロックを解除しながら丁寧に引き抜きます(電線を強く引っ張らないこと)。
- 固定バンドやマジックテープ等から古いバッテリーを取り出します。
【ステップ 3】新しいバッテリー(KR-C-C8S)の取り付け
- 新しいバッテリーを同じ位置に固定します。
- コネクタの向きを確認し、「カチッ」と音がするまで確実に差し込みます。
【ステップ 4】動作確認
- 器具のカバーを元に戻し、電源を復旧します。
- 本体の「充電モニター(緑)」が正常に点灯することを確認します。
- 点検スイッチ(紐やボタン)を操作し、非常灯がパッと点灯するか確認します。
4. 法的義務と点検について(消防法)
非常灯や誘導灯は、いざという時の避難経路を確保するための重要設備です。
- 消防設備点検: 1年に2回(機器点検・総合点検)の実施が義務付けられています。
- 自主点検の推奨: 消防点検以外にも、半年に1回程度、点検紐を引いて「30分以上(長時間型は60分以上)点灯するか」を確認する簡易点検を行うと安心です。
5. 使用済みニカド電池の廃棄方法
ニカド電池(Ni-Cd)は、有害な重金属(カドミウム)を含んでいるため、一般的なゴミとして捨てることは絶対にできません。 資源有効利用促進法に基づき、リサイクルが義務付けられています。
- 廃棄手順:
- 取り外した古いバッテリーのコネクタ部分に、絶縁のためにビニールテープを貼り付けて短絡(ショート)を防ぎます。
- 産業廃棄物処理業者へ処理を委託するか、JBRC(一般社団法人JBRC)の登録協力店、または器具を購入した電材店・販売店へ引き取りを依頼してください。

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