計測機器

[WBP-LION]FLUKE networks フルーク ネットアレイ NetAlly LinkRunner AT 1000 LRAT-1000 他 共用 リチウムイオンバッテリーパック バッテリーセル交換 関連情報

NetAlly(旧Fluke Networks)のネットワークテスター、LinkRunner AT 1000/2000シリーズを長く安全にご使用いただくための、バッテリーメンテナンスと関連情報をガイド形式でまとめました。


🛠 バッテリー仕様と互換性の確認

お手元のバッテリー型番 WBP-LION は、LinkRunner ATシリーズの心臓部です。

  • 定格電圧: 7.4V
  • 定格容量: 2.2Ah (2200mAh)
  • セル種類: リチウムイオン (Li-ion)
  • 対応機種: * LinkRunner AT 1000 / 2000
    • OneTouch AT Network Assistant
    • Cisco Enterprise Chat & Email (一部モデル)

[!IMPORTANT] 注意: 長期間使用しない場合は、バッテリーを本体から外し、50%程度の充電状態で冷暗所に保管することで、劣化(膨張や容量低下)を最小限に抑えることができます。


💡 知っておくと便利な関連情報

1. 電源オプションの柔軟性

LinkRunner AT 1000の大きな特徴は、専用バッテリー以外でも駆動できる点です。

  • 単3電池(AA)アダプター: 専用の乾電池ホルダーを使用すれば、市販の単3アルカリ電池4本で駆動可能です。現場でリチウムイオンバッテリーが切れた際のバックアップとして非常に有効です。
  • PoE受電: 接続先のスイッチがPoE(Power over Ethernet)に対応していれば、ネットワークケーブルを介して本体を駆動・充電することができます。

2. LRAT-1000 と 2000 の主な違い

「1000を使っているけれど、2000と何が違うの?」という疑問へのクイック比較です。

機能LinkRunner AT 1000LinkRunner AT 2000
光ファイバー測定非対応対応 (SFPポート搭載)
TruePower™ PoE25.5W (Class 4) まで25.5W (負荷テスト対応)
レポート保存数10件50件
IPv6対応対応対応

3. Link-Live クラウドサービス

測定データはUSB経由でPCに取り込むことも可能ですが、Link-Live(無料のクラウドプラットフォーム)を活用するのが現在のスタンダードです。

  • テスト結果を自動的にクラウドへアップロード。
  • 現場名やテスト箇所を紐付けて、プロフェッショナルなPDFレポートを即座に作成できます。

🔍 トラブルシューティングのヒント

  • 充電が始まらない場合: バッテリーの接点(端子部分)に汚れがないか確認してください。接点復活剤を少量つけた綿棒で清掃すると改善することがあります。
  • 起動が不安定な場合: ファームウェアが古い可能性があります。NetAllyの公式サイトから最新のファームウェアを確認し、USB経由でアップデートを試みてください。

🎤 現場でのアドバイス

LinkRunner AT 1000は、10/100/1000Mの接続確認、ケーブル長測定、導通確認(ワイヤーマップ)において非常に信頼性の高いツールです。特に、**「どこのスイッチの、どのポートに繋がっているか」**を瞬時に表示するCDP/LLDP/EDP解析機能は、配線整理の際に非常に重宝します。

もし、バッテリーの持ちが著しく悪くなった(満充電から30分持たない等)場合は、セルの寿命ですので、早めの交換をお勧めします。

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