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[MODEL 1201]LINCOLN 充電式電動グリースガン MODEL 1242 他 バッテリーセル交換 関連情報

LINCOLN(リンカーン)社の電動グリースガン MODEL 1242 およびそのバッテリー MODEL 1201 に関する情報を整理しました。

このモデルはプロ仕様のメンテナンスツールとして長年愛用されていますが、現在はニカド電池(Ni-Cd)からリチウムイオン電池への過渡期にあります。維持・管理に役立つ情報をガイド形式でご紹介します。


🛠️ 基本スペックと互換性

MODEL 1242は、12Vのパワフルな駆動が特徴のコードレスグリースガンです。

  • 純正バッテリー(MODEL 1201):
    • 電圧: 12V
    • 容量: 1500mAh
    • タイプ: ニッケルカドミウム(Ni-Cd)
  • 主な適合機種:
    • LINCOLN PowerLubricant MODEL 1240 シリーズ
    • LINCOLN PowerLubricant MODEL 1242 シリーズ
    • LINCOLN PowerLubricant MODEL 1244 シリーズ

🔋 バッテリー維持・リプレイスのポイント

ニカド電池(Ni-Cd)は、現代の主流であるリチウムイオン電池とは扱い方が異なります。

1. メモリー効果に注意

ニカド電池は、使い切る前に充電を繰り返すと「まだ残量がある」と誤認し、容量が減少するメモリー効果が発生します。

💡 アドバイス: 定期的に使い切ってからフル充電を行う「リフレッシュ」を行うことで、バッテリーの寿命を延ばすことができます。

2. 代替品の検討

現在、純正のニカドバッテリー(1201)は入手が難しくなっているケースがあります。その場合、以下の選択肢があります。

  • 互換バッテリー: サードパーティ製で、容量が2000mAh〜3000mAhにアップグレードされたものが流通しています。
  • セル交換(リセル): 専門業者に依頼し、ケースはそのままで中身の電池(セル)だけを新品に入れ替えるサービスです。

⚠️ メンテナンスとトラブルシューティング

MODEL 1242を長く使うための重要なチェックポイントです。

圧力が出ない・グリースが出ない場合

  1. エア噛み: カートリッジ交換時に空気が入ると、グリースが押し出されません。トップのエア抜きバルブ(Air Bleeder Valve)を使用して空気を抜いてください。
  2. バッテリー電圧不足: ニカド電池は電圧が下がるとトルクが急激に落ちます。「動くけれど圧力が弱い」場合は、バッテリーの寿命が疑われます。

保管上の注意

  • 温度: ニカド電池は高温に弱いため、真夏の車内などへの放置は厳禁です。
  • 液漏れ: 長期間使用しない場合は、本体からバッテリーを外して保管してください。

🚀 次のステップ:最新モデルへの移行

もし、バッテリーの買い替え頻度が高くなったり、より高い吐出圧力を求める場合は、最新の LINCOLN PowerLuber 18V(リチウムイオン版) へのアップグレードも検討時期かもしれません。18Vモデルは液晶ディスプレイで吐出量を確認できるなど、利便性が飛躍的に向上しています。

お持ちのMODEL 1242は非常に堅牢な設計ですので、バッテリーの適切な管理さえ行えば、まだまだ現役で活躍できる名機です。

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