カメラ・ストロボ照明

[NHB-2428]COMET コメット ストロボ照明 LB-400 BM-400 PMT-400α PMT800α PMT-1200α Svise-iV CBm-1200 他 バッテリーセル交換 関連情報

コメット(COMET)のポータブルストロボシステムにおいて、心臓部とも言える**バッテリーパック「NHB-2428」**と、それに対応する各ジェネレーター(電源部)に関する情報をガイド形式でまとめました。

長年愛用されているプロ用機材ですが、現在は保守・メンテナンスのフェーズに移行しているモデルも多いため、現状の運用に役立つ視点で解説します。


1. バッテリー「NHB-2428」の基本仕様

このバッテリーは、コメットのDC(直流)駆動ポータブルシステム専用のニッケル水素(Ni-MH)バッテリーです。

  • 電圧/容量: 24V / 2800mAh
  • 特徴: メモリー効果が少ないニッケル水素を採用しており、鉛電池(旧タイプ)に比べて軽量化されています。
  • 互換性: 以下のリストにある「LB」「BM」「PMT」「Svise」各シリーズのパワーパックに使用されます。

2. 主な対応機材と特徴

「NHB-2428」を使用するジェネレーターは、屋外ロケや電源のないスタジオで無類の強さを発揮します。

■ LBシリーズ / BMシリーズ

  • LB-400 / BM-400: もっともスタンダードな400Wsモデル。軽量・コンパクトで、報道やウェディング、出張撮影の定番です。BMシリーズはより堅牢な作りが特徴です。

■ PMTαシリーズ(PMT-400α / 800α / 1200α)

  • 特徴: デジタル表示や精密な調光機能を備えた進化版。
  • PMT-1200α: ポータブル機ながら1200Wsという大光量を誇り、日中シンクロ(太陽光に負けないライティング)において非常に強力なツールとなります。

■ Svise-iV(スバイス・フォー)

  • 特徴: 1/64までの広い調光範囲と、チャージの速さが魅力のモデル。デジタルカメラの普及に合わせ、より繊細な光量調節が必要な現場で重宝されます。

3. 運用上の重要アドバイス

これらの機材を長く使い続けるためのポイントです。

① バッテリーの寿命とリフレッシュ

ニッケル水素電池は放置すると**「過放電」**を起こし、充電できなくなるリスクがあります。

  • 使用しなくても3ヶ月に一度はフル充電することを推奨します。
  • チャージ時間が異常に長くなったり、発光回数が極端に減った場合は寿命です。

② 充電器の適合

必ず純正の充電器を使用してください。電圧管理がシビアなため、汎用品の使用は故障や発火の原因となります。

③ メンテナンス状況(2026年現在の視点)

コメット社の多くの旧モデルは、電子部品の枯渇によりメーカー修理が終了している場合があります。

注意点: バッテリー自体もメーカー純正品の生産が終了している可能性があるため、現在はサードパーティによる「セル交換(リセル)」サービスを利用して運用を続けているプロカメラマンが多いのが現状です。


4. 関連アクセサリのチェック

システムを最大限活かすために、以下の接続確認も重要です。

  • ヘッド(発光部): CBm-1200などのヘッドは、プラグの形状(ピン数)がジェネレーター側と一致している必要があります。
  • シンクロコード: 現行のワイヤレストリガー(AirSync等)を接続する場合、プラグ径が適合するか確認してください。

お手元の NHB-2428 が現在「充電できない」「持ちが悪い」といった具体的なトラブルを抱えている場合は、セルの打ち替え(リセル)業者を探すのが最も現実的な解決策かもしれません。

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