カスタムバッテリー計測機器

■[4N-180AAAカスタム]TAMAYA LC-10 LC-11B LC-11C 電子レベル 電子野帳 他 カスタムバッテリー販売品 関連情報

🔋 バッテリー型番「4N-180AAA」の概要と機器への対応

型番**「4N-180AAA」は、主にタマヤ計測が製造・販売していた旧型の電子レベル(光波レベル)や電子野帳**で使用されていたカスタムバッテリーのセル(電池本体)を示す規格です。

📌 基本情報

  • 対応機種:
    • TAMAYA LC-10(電子レベル、電子野帳)
    • TAMAYA LC-11B(電子レベル、電子野帳)
    • TAMAYA LC-11C(電子レベル、電子野帳)
    • その他、このバッテリー規格を採用している古い計測機器など。
  • 純正電圧: 4.8V
  • 純正容量: 180mAh(ミリ・アンペア・アワー)
  • 電池の種類: 一般的に**Ni-Cd(ニカド電池、ニッケル・カドミウム電池)**が使用されていました。

🛠️ 現在のバッテリー入手・利用に関するガイド

これらの機器は旧型であるため、メーカーによる純正品の供給が終了している可能性が高く、現在では「4N-180AAA」型のバッテリーを入手・使用するにはいくつかの方法があります。

1. カスタムバッテリー(互換品)の購入

複数のバッテリー販売業者や専門業者が、純正品と同等または互換性のあるカスタムバッテリーを製造・販売しています。

  • 特徴: 既製品のNi-Cdセルまたは同等仕様のNi-MH(ニッケル水素電池)セルを使用し、機器に接続するためのソケットやリード線を純正品に合わせて加工した状態で提供されます。
  • 注意点:
    • カスタム品は注文を受けてから製作されることが多いため、納期がかかる場合があります。
    • 使用されているコネクタやシュリンクパックの色は純正と異なる場合がありますが、性能には問題ありません。

2. セル交換(リセル)サービス

現在お使いのバッテリーパック(外側のケースやソケット部分)を再利用し、内部の消耗したセルのみを新しいものに交換するサービスです。これを「リセル」と呼びます。

  • メリット:
    • 純正のケースやソケットを再利用できるため、適合性が確実です。
    • 環境保護の観点からも推奨される方法です。
  • 流れ(一般的):
    1. 専門業者にセル交換を依頼し、注文します。
    2. お客様の古いバッテリーパックを業者へ発送します(この際の送料はお客様負担となることが多い)。
    3. 業者が古いバッテリーパックを受け取り、内部のセルを交換・修理します。
    4. セル交換が完了したバッテリーがお客様へ返送されます。

3. メモリーバックアップ用バッテリー(副電源)

LC-10/LC-11B/LC-11Cなどの電子レベルや電子野帳には、主電源のほかに、測定データや設定値を保持するための**内蔵メモリー用のリチウムバッテリー(副電源)**が搭載されていることがあります。

  • 重要性: 主電源バッテリー(4N-180AAA)の交換と同時に、機器の年代によってはこの副電源も消耗している可能性があるため、データ保持のためには交換を検討する必要があります。
  • 対応: 副電源に関しても、専門業者によるセル交換サービスが提供されています。

💡 ガイドのまとめ

旧型機器を長く使い続けるためには、カスタムバッテリーの購入またはセル交換(リセル)サービスの利用が主な選択肢となります。バッテリー専門の業者に相談し、お持ちの機器に最適な解決策を選ぶことをお勧めします。

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