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[92P1149 92P1150]ThinkPad X40 X41 シリーズ 大容量 バッテリーセル交換 関連情報

ThinkPad X40/X41について

IBM時代に開発されたThinkPad X40とX41は、その軽量さとコンパクトさで当時大きな人気を博したノートPCです。2004年に発売されたX40は、バッテリー込みで約1.24kgと非常に軽量で、当時のモバイルノートPCとしては画期的な存在でした。

X41はX40の後継機として2005年に登場しました。X40との主な違いは、CPUがIntelのPentium Mから超低電圧版のPentium M 778に変更され、それに伴いチップセットも刷新された点です。また、X41にはタッチパネルを搭載したタブレットPCモデルのThinkPad X41 Tabletもラインナップされました。これは、ディスプレイが回転してタブレットのように使えるユニークなモデルです。

これらのモデルは、現在の基準から見ると性能はかなり控えめですが、頑丈な筐体や打鍵感の良いキーボードといったThinkPadならではの魅力を持っています。

主なスペック(代表的な構成)

  • OS: Windows XP Professional
  • CPU:
    • X40: 超低電圧版Intel Pentium M
    • X41: 超低電圧版Intel Pentium M 778
  • メモリ: 最大1.5GB(DDR-SDRAM、PC2100)
  • ストレージ: 1.8インチのIDEまたはPATA HDD
  • ディスプレイ: 12.1インチ XGA(1024 x 768)
  • 重量: 約1.24kg(X40)

現在の利用について

ThinkPad X40/X41は、現代のOSやアプリケーションを快適に動かすには性能が不足しています。特に、Webブラウジングや動画再生などは非常に厳しいでしょう。しかし、そのデザインやキーボードの打鍵感から、熱心なファンが多く、コレクションとして、あるいはLinuxなどの軽量OSをインストールしてシンプルな用途に使うといった形で、今でも愛用している人がいます。

これらのモデルは、1.8インチの特殊なHDDを使用しているため、ストレージの交換は少し手間がかかります。また、現在の一般的なSATA接続のSSDはそのままでは使えません。専用の変換アダプタを使用するか、一部のショップで販売されているmSATA SSDを改造して使用するなどの方法があります。


ThinkPad X40/X41の関連情報を見つけるには

公式なサポート情報が見つからない場合でも、以下の方法で情報を探すことができます。

  1. ファンのブログやコミュニティ: ThinkPad X40/X41を今でも愛用しているユーザーは、ブログやオンラインコミュニティで情報交換を行っていることがあります。「ThinkPad X40 カスタマイズ」「X41 SSD 換装」といったキーワードで検索してみると良いでしょう。
  2. サードパーティ製パーツの販売サイト: メモリやSSDの変換アダプタなど、これらのモデルに対応したパーツを専門に扱っているショップがあります。そこで交換方法に関する情報が見つかることもあります。
  3. YouTube: YouTubeには、X40やX41の分解、修理、パーツ交換などの動画が多数アップロードされています。視覚的に作業手順を確認できるので、非常に役立ちます。

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