■[BA0.7C-3.6F カスタム]ANY エニー FZ GZ AZ シリーズ 送信機 他用 カスタムバッテリー販売品 関連情報
型番「BA0.7C-3.6F」の持つ意味
この型番は、バッテリーの重要な仕様と物理的特徴を示しています。
- BA: 「バッテリー」を示す一般的な略号です。
- 0.7C: バッテリーの容量が「700mAh(ミリアンペア時)」であることを示します。これは、送信機が稼働するために必要な電力を供給する時間に関わってきます。
- 3.6: バッテリーパック全体の定格電圧が「3.6V」であることを示します。これは、1本あたり1.2Vのニッケル水素電池が3本直列に接続されることで得られる電圧です(1.2V × 3本 = 3.6V)。
- F: バッテリーの物理的な形状が「電池が横並びの形状」であることを表します。この「F」の形状は、送信機内部のバッテリーコンパートメントにぴったり収まるように設計されています。
ニッケル水素電池(NiMH)の特性と送信機での運用
ニッケル水素電池は、RC送信機の電源として信頼されており、以下の特性を持っています。
- 安定した放電電圧: 放電中、電圧が比較的緩やかに降下するため、送信機の電源として安定した動作を提供します。これは、操作中の予期せぬ電源落ちや動作不安定を防ぐ上で重要です。
- 自己放電の特性: ニッケル水素電池は、使用していなくても徐々に充電が減少する「自己放電」の特性を持っています。長期間送信機を使用しない場合は、次に使うときにバッテリー残量が減っている可能性があるため、事前に充電しておくか、定期的に充電状態を確認することをおすすめします。
- メモリー効果: 古いタイプのニッケル水素電池には、完全に使い切らない状態で繰り返し充電すると、一時的に容量が減少する「メモリー効果」が見られることがあります。現代のニッケル水素電池ではこの効果は改善されていますが、もし送信機の稼働時間が短くなったと感じたら、バッテリーを一度完全に使い切ってから満充電する「リフレッシュ充電」を試すと良いでしょう。
- 充電時の注意: ニッケル水素電池を充電する際は、必ずニッケル水素電池対応の充電器を使用してください。過充電はバッテリーの寿命を縮めたり、最悪の場合、発熱や破損の原因となることがあります。適切な充電電流と「デルタピーク検出」機能を備えた充電器が理想的です。
バッテリー交換やカスタムを検討する際のポイント
もし純正の「BA0.7C-3.6F」バッテリーの交換時期が来た場合や、予備バッテリーの購入を検討する際は、以下の点に注意してください。
- 電圧の互換性: 送信機は3.6Vを基準に設計されています。代替バッテリーを選ぶ際は、必ず総電圧が3.6Vに近いものを選んでください。異なる電圧のバッテリーを使うと、送信機が正常に動作しないだけでなく、故障の原因にもなりかねません。
- 容量と形状: 700mAhという容量は、送信機の運用時間にとって重要な目安です。より大容量のものを選ぶと稼働時間は延びますが、「F」の形状(横並び)とサイズが送信機のバッテリーコンパートメントに収まることを必ず確認してください。
- バッテリーの管理: ニッケル水素電池は、適切に管理することで長く性能を維持できます。長期間保管する際は、極端な高温多湿を避け、ある程度の充電状態(満充電に近い状態)で保管すると自己放電の影響を最小限に抑えられます。
「BA0.7C-3.6F」純正バッテリーは、ANY送信機が安定して動作するための重要なコンポーネントです。これらの特性を理解し、適切に扱うことで、送信機を快適に長く使い続けられるでしょう。

![■[BA0.7C-3.6F カスタム]ANY エニー FZ GZ AZ シリーズ 送信機 他用 カスタムバッテリー販売品](https://www2.batt.co.jp/wp-content/uploads/2025/07/DSC04187-s-640x445.jpg)