[CANON HIGH POWER Ni-Cd PACK FN]キャノン CANON NewF-1 モータドライブFN バッテリーセル交換 関連情報
キヤノンが1981年に投入した最高峰のフラッグシップ機「New F-1」。そのシステム拡張の中核をなすのがモータドライブ FNと、最高スペックを引き出す専用電源HIGH POWER Ni-Cd PACK FNです。
システムの概要と特徴
New F-1は電源アクセサリーの組み合わせによって巻上げ速度と撮影機能が変化する非常にダイナミックなシステムを採用しています。
- 最高毎秒約5コマの高速連写を実現単3電池を使用するバッテリーパック FN(最大毎秒約3.5コマ)に対し、HIGH POWER Ni-Cd PACK FN(14.4V / 600mAh)を装着することで、モータドライブ FNの最高性能である「秒間約5コマ」の連写駆動が可能になります。
- シャッター優先AE(自動露出)の解放New F-1本体のみではマニュアルと絞り優先AE(AEファインダーFN装着時)が基本ですが、モータドライブ FN(またはAEワインダー FN)を装着することで、機械的に絞り機構を制御できるようになり、シャッター優先AEが動作可能になります。
Ni-CdパックFNに関するスペックと注意点
| 項目 | 詳細仕様 |
| バッテリー型番 | HIGH POWER Ni-Cd PACK FN |
| 公称電圧 | 14.4V(単セル1.2V × 12本相当) |
| 公称容量 | 600mAh (Ni-Cd / ニカド電池) |
| 対応充電器 | Ni-Cd CHARGER FN |
中古市場・現代での取り扱い時の注意
- 内蔵セルの寿命と劣化純正品は生産終了から長い年月が経っているため、当時物のオリジナルパックは内部のニカドセルが経年劣化・漏液・液漏れによってほぼ100%寿命を迎えています。未開封品であってもそのまま使用することはできません。
- セル交換(リセル)の必要性現在動作させるためには、専門業者や知識のあるリペアショップに依頼し、パック内部のセルを新しい充電池(Ni-MH等)へ入れ替える「リセル加工」が必要となります。
運用スタイルの選択肢
もし現在New F-1でモータドライブ FNの運用を検討している場合、以下のスタイルが選択肢となります。
- スタイル A:バッテリーパック FN(単3形電池12本仕様)を使用手軽に運用したい場合に最も現実的な方法です。アルカリ乾電池やエネループ(Ni-MH)を入れて動作させることができます(連写速度は最高約3.5コマ/秒になりますが、シャッター優先AEは問題なく動作します)。
- スタイル B:Ni-Cd PACK FNをリセルして使用「秒間5コマの最高速駆動」と当時の完全なフォルムにこだわりたい場合は、既存のパックケースを確保した上でリセル業者に依頼するのが確実です。

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