[PCGA-BP3U]ソニー SONY VAIO バイオU PCG-U3 PCG-U1 他 大容量 バッテリーセル交換 関連情報
ソニーの伝説的な超小型モバイルPC「VAIO U」シリーズ(PCG-U1 / PCG-U3)と、その心臓部を支えるバッテリーPCGA-BP3Uについてのガイドをお届けします。
2000年代初頭、掌に収まるWindows機として旋風を巻き起こしたこれらの機種を、令和の今も愛用・メンテナンスするための重要な情報を整理しました。
1. バッテリー「PCGA-BP3U」の基本スペック
このバッテリーは、VAIO Uシリーズ専用に開発されたリチウムイオンバッテリーパックです。
- 電圧: 11.1V
- 容量: 5400mAh(大容量サイズ)
- 特徴: 背面に装着するタイプで、当時のモバイル機としては長い駆動時間(約5〜7時間)を確保していました。
- 互換性: PCG-U1、PCG-U3、さらに後継のPCG-U101など、初期のVAIO Uシリーズの多くで採用されています。
2. ターゲット機種の振り返り
このバッテリーを使用する主な2機種は、今見ても非常に尖った設計です。
PCG-U1(2002年発売)
「世界最小・最軽量のWindows XP搭載PC」として登場。
- 形状: 独特の「グリップスタイル」。両手で持って親指で操作する「ジョグダイヤル」や「ポインティングデバイス」が特徴。
- 画面: 6.4型 XGA(1024×768)。このサイズでこの解像度は当時驚異的でした。
PCG-U3(2002年後半発売)
U1のマイナーチェンジ版。
- 進化点: CPUがTransmeta Crusoe 867MHzから933MHzへクロックアップ。
- カラー: ブルーグレー系の落ち着いた配色に変更され、より洗練された印象に。
3. 現在の運用における重要ポイント
発売から20年以上が経過しているため、現役で動かすにはいくつかのハードルがあります。
バッテリーの劣化と対策
- 純正品の入手: すでに生産終了しており、新品の純正品を入手するのは極めて困難です。
- セル交換(殻割り): 専門業者による「セル交換」や、自己責任でのリチウムイオン電池の詰め替えが行われることがありますが、制御基板のロック(充放電回数制限)があるため難易度は高めです。
ACアダプターの代替
- 型番: PCGA-AC16V(16V)
- 注意: VAIO Uシリーズは16V駆動です。他のVAIO用19.5Vアダプターを誤って接続すると、基板を破損させる恐れがあるため必ず電圧を確認してください。
ストレージの近代化
- 1.8インチHDD: U1/U3は1.8インチのIDE(44ピン)HDDを採用しています。
- CFカード/mSATA化: 動作速度の向上と故障リスク低減のため、変換アダプターを使用して「CFカード」や「mSATA SSD」に換装するのが定番のカスタマイズです。

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