[BTR-09、BTR-09A]フジクラ 光ファイバ 融着接続機 FSM-70S、FSM-70R、FSM-19S、FSM-19R 他 バッテリーセル交換 関連情報
フジクラ(Fujikura)製の融着接続機、FSM-70S/70RやFSM-19S/19Rシリーズを支える心臓部、リチウムイオンバッテリーBTR-09 / BTR-09Aについての技術ガイドへようこそ。
現場での「困った」を防ぎ、機材のポテンシャルを最大限に引き出すための重要情報をまとめました。
1. 基本仕様と互換性
BTR-09シリーズは、フジクラのベストセラー機に対応した高出力バッテリーです。
| 項目 | 詳細内容 |
| 対応機種 | FSM-70S, FSM-70R, FSM-19S, FSM-19R, 80S, 19S |
| タイプ | リチウムイオン二次電池 |
| 出力電圧 | DC 14.8V |
| 容量 | 4,000mAh (BTR-09) / 4,100mAh (BTR-09A) |
| 接続方式 | 専用着脱式(本体背面に装着) |
【豆知識】BTR-09 と BTR-09A の違い 基本的な互換性はありますが、BTR-09Aは後継モデルであり、内部セルや制御回路の最適化により、安定性が向上しています。現在はBTR-09Aが主流です。
2. 充電のベストプラクティス
充電には、必ず専用のACアダプタ(ADC-18)と充電コード(DCC-18)を使用してください。
- 充電タイミング: 残量がゼロになる前に充電する「継ぎ足し充電」が推奨されます。リチウムイオン電池は完全放電(過放電)に弱いため、長期間保管する際も50%程度の充電状態を保つのが理想的です。
- 充電環境: 0°C〜40°Cの範囲で充電してください。特に冬場の屋外現場では、バッテリーが冷え切っていると充電が開始されないことがあります。
3. バッテリーの寿命を延ばすコツ
融着機は、加熱ヒーター(補強筒の収縮)で最も電力を消費します。
- 省エネ設定の活用: モニターの輝度設定や、オートパワーオフ機能を適切に設定してください。
- 接点の清掃: バッテリーと本体、または充電コードとの接点が汚れていると、充電エラーや動作不安定の原因になります。無水アルコールで定期的に清掃しましょう。
- 温度管理: 高温下の車内に放置するのは厳禁です。セルの劣化を早め、最悪の場合、膨張の原因になります。
4. トラブルシューティング:こんな時は?
- 「充電が100%にならない」または「減りが異常に早い」
- リチウムイオン電池の寿命(サイクル回数)は約500回〜です。使用開始から2〜3年経過している場合は、セルの劣化が考えられます。
- 「本体が起動しない」
- バッテリーの装着が甘くないか確認してください。「カチッ」と音がするまで確実に差し込む必要があります。
- 「エラーメッセージが出る」
- ADC-18(ACアダプタ)経由で直接給電し、動作するか確認してください。直接給電で動くならバッテリー側の問題、動かないなら本体側の基板トラブルの可能性があります。

![[BTR-09、BTR-09A]フジクラ 光ファイバ 融着接続機 FSM-70S、FSM-70R、FSM-19S、FSM-19R 他 バッテリーセル交換](https://www2.batt.co.jp/wp-content/uploads/2026/02/IMG_6349-s-640x445.jpg)