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[BCC1215、BCC 1215]日立工機 HiKOKI インパクトドライバー FWH12DB、FWH12DC2、FWH12DC3 他 バッテリーセル交換 関連情報

日立工機(現:HiKOKI)の名機、12Vニカド電池シリーズですね。このBCC1215バッテリーを使用する工具は非常にタフで、今でも大切に使われている方が多いモデルです。

当時のDIY・プロ向けエントリーモデルを支えたこのバッテリー周りの情報を、整理してガイドします。


1. 対応機種の確認

BCC1215は、12Vプラグイン式(差し込み型)バッテリーです。お手持ちの工具が以下のリストに含まれているかご確認ください。

  • インパクトドライバー: FWH12DB, FWH12DC2, FWH12DC3, FWH12DD, FWH12DF
  • ドライバードリル: FDS12DVC, DS12DVF3
  • その他: 丸のこ(C12DF)、ライト(UB12D) など

ポイント: HiKOKIの12Vシリーズは、バッテリーの形状が同じであれば基本的に互換性がありますが、後述する「ニッケル水素」への移行には注意が必要です。


2. バッテリースペックと互換性

BCC1215の「1215」という数字には意味があります。

  • 12: 電圧(12V)
  • 15: 容量(1.5Ah)

上位互換バッテリー

容量を増やして作業時間を延ばしたい場合、以下の型番も使用可能です。

  • EB1220BL / EB1230HL: 容量が2.0Ahや3.0Ahにアップしたモデルです。
  • BCC1215(純正品): 現在、メーカー純正のニカド電池は生産終了に向かっています。

3. 充電器に関する注意点

ここが最も重要なポイントです。

  • 対応充電器: UC18YG, UC14YSL, UC12Y など
  • 注意: BCC1215は「ニカド電池 (Ni-Cd)」です。もし互換品の「ニッケル水素電池 (Ni-MH)」を購入される場合は、お手持ちの充電器がニッケル水素に対応しているかを必ず確認してください。対応していない古い充電器で充電すると、発熱や故障の原因になります。

4. 長く使うためのメンテナンス・コツ

ニカド電池特有の「メモリー効果」に気を付けるのが寿命を延ばすコツです。

  1. 使い切ってから充電する: 電池が残っている状態で継ぎ足し充電を繰り返すと、見かけ上の容量が減ってしまいます。
  2. 長期保管前はフル充電しない: 完全に放電した状態(空の状態)で放置すると、再充電できなくなる「過放電」が起きやすいので、少し使った状態で保管するのが理想です。
  3. 温度管理: 氷点下や真夏の車内など、極端な温度下での保管は避けてください。

5. 今後の選択肢:買い替えか、維持か

BCC1215を使い続けるにあたって、現在は以下の2つの選択肢が主流です。

選択肢メリットデメリット
互換バッテリーを購入安価(数千円)で手に入る。品質にバラつきがあり、充電器との相性リスクがある。
最新の10.8V/18Vへ買い替え現行の「FWH12DAL」などは軽量・ハイパワーでリチウムイオン電池採用。本体の買い替え費用がかかる。

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