[BDC35A]ソキア SOKKIA バッテリーセル交換 関連情報
ソキア(SOKKIA)の測量機器を支えるロングセラーバッテリー、BDC35Aに関するガイドをお届けします。
測量現場でのパフォーマンスを維持するためには、バッテリーの特性と適切なメンテナンスの知識が欠かせません。
1. BDC35A の基本仕様と互換性
BDC35Aは、主にソキアのトータルステーションや電子レベルで使用されるニッケル水素(Ni-MH)電池です。
- 電圧: 6.0V
- 主な対応機種: * トータルステーション:SET230R, SET330R, SET430R シリーズ
- 電子レベル:SDL30, SDL50
- 後継・互換情報: 以前のモデルであるBDC35の改良版として広く普及しています。
2. 運用上の重要ポイント:リフレッシュの必要性
BDC35Aはニッケル水素電池であるため、リチウムイオン電池とは異なる「クセ」があります。
- メモリー効果にご注意: 使い切る前に継ぎ足し充電を繰り返すと、一時的に電圧が下がり、使用時間が極端に短くなる「メモリー効果」が発生します。
- 定期的な放電(リフレッシュ): ソキア純正の急速充電器(CDC41やCDC68など)には、リフレッシュ機能が付いているモデルがあります。数回に一度は完全に放電してから充電することをお勧めします。
3. 充電器との組み合わせ
BDC35Aを安全かつ最適に充電するためには、対応する充電器が必要です。
| 型番 | 特徴 |
| CDC41 | BDC35A専用の標準的な急速充電器。 |
| CDC68 | 後継のBDC46/BDC70等も扱えるマルチな充電器(アダプター使用による)。 |
4. 寿命の見極めとメンテナンス
測量中に突然電源が落ちるトラブルを防ぐためのチェックリストです。
- フル充電後の稼働時間: カタログスペックの半分以下しか持たなくなったら、セルの寿命(劣化)のサインです。
- 端子の清掃: 現場の砂埃や湿気で接点が汚れると、通電不良の原因になります。乾いた布や接点復活剤で定期的に清掃してください。
- 保管方法: 長期間使用しない場合は、フル充電状態ではなく50%〜80%程度の残量で、高温多湿を避けて保管するのが理想です。
5. 現在の入手・リサイクル状況
BDC35Aは設計が古いタイプのため、現在は「純正品の新品」よりも「互換バッテリー」や「リフレッシュサービス(中身の電池交換)」が主流となっています。
豆知識: リフレッシュサービスを利用すると、外装ケースはそのままで内部のセルを最新のものに交換できるため、コストを抑えつつ環境にも優しく運用できます。

![[BDC35A]ソキア SOKKIA バッテリーセル交換](https://www2.batt.co.jp/wp-content/uploads/2026/02/IMG_6270-s-640x445.jpg)