[Type: GEB221 Art.No: 733270]Leica ライカ 測量機器 TS15 他 バッテリーセル交換 関連情報
ライカ(Leica Geosystems)の測量機、特に**TS15(Vivaシリーズ)**を運用する上で、バッテリー管理は現場の効率を左右する極めて重要な要素です。
ご提示いただいた型番「GEB221(Art.No: 733270)」に基づき、運用のポイントや互換性、メンテナンス方法をガイド形式でまとめました。
1. バッテリー「GEB221」の基本仕様
GEB221は、ライカのトータルステーションやGNSS受信機で広く採用されている高容量リチウムイオンバッテリーです。
- タイプ: リチウムイオン (Li-Ion)
- 電圧: 7.4V
- 容量: 4.4Ah (4400mAh)
- 特徴: メモリ効果がないため、継ぎ足し充電が可能です。TS15のような電力消費の大きい自動追尾機でも、安定した稼働時間を確保します。
2. 対応機種と互換性
GEB221は、TS15以外にも多くのライカ製品と互換性があります。
| カテゴリ | 主な対応機種 |
| トータルステーション | TS11, TS12, TS15, TS16, TM50, MS50/60 等 |
| GNSS受信機 | GS10, GS15 等 |
| コントローラ | CS10, CS15 (マルチベイアダプタ使用時) |
| デジタルレベル | DNA03, DNA10 |
3. 推奨される充電器
GEB221の性能を最大限に引き出し、寿命を延ばすためには、ライカ純正のインテリジェント充電器の使用が推奨されます。
- GKL311: 1個用充電器。シンプルで持ち運びに便利です。
- GKL341: 最大4個まで同時接続可能なマルチ充電器。現場の前夜にまとめて充電する際に最適です。
4. 長持ちさせるためのメンテナンス・ガイド
測量機器のバッテリーは過酷な環境にさらされます。以下の運用ルールを守ることで、突然のシャットダウンや劣化を防げます。
- 適正温度での保管: リチウムイオン電池は極端な暑さ・寒さに弱いです。直射日光の当たる車内放置は避け、10°C〜25°Cの範囲で保管してください。
- 長期保管時の注意: 完全に空(0%)の状態で放置すると、過放電により再充電ができなくなる恐れがあります。長期間使用しない場合でも、40%〜60%程度の残量を維持して保管するのがベストです。
- 端子の清掃: 現場の砂埃や湿気で接点が汚れると、電圧が不安定になります。定期的に乾いた布や接点復活剤で清掃してください。
5. トラブルシューティング
もしTS15の使用中に「バッテリー残量があるのに電源が落ちる」といった症状が出た場合は、以下のステップを確認してください。
- 接点の確認: 本体側とバッテリー側のピンに曲がりや汚れがないか。
- リフレッシュ: GKL311/341充電器にはリフレッシュ機能(放電・再充電サイクル)が備わっているモデルがあります。一度リフレッシュを試みてください。
- 寿命の判断: 一般的に300〜500回程度の充放電サイクルが寿命の目安です。2年以上ハードに使用している場合は、セル劣化の可能性があります。

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