測量機器

[BT-52QA]TAJIMA バッテリーセル交換 関連情報

トプコン(TOPCON)やタジマ(TAJIMA)の測量機で長年愛用されている**バッテリー「BT-52QA」**に関するガイドをお届けします。

このバッテリーは、現場の過酷な環境を支えてきたロングセラーモデルですが、最近では「純正品の入手」や「寿命への対応」が課題になることも多いですよね。運用に役立つ情報を整理しました。


1. 基本スペックと互換性

BT-52QAは、ニッケル水素(Ni-MH)電池を採用したスタンダードなバッテリーです。

  • 電圧: 7.2V
  • 容量: 2,700mAh
  • 対応機種: * TAJIMA: GPT-1003, GPT-1004, CS-220, CS-230, CS-230W
    • TOPCON: GPT-2000, GPT-3000, GTS-300, GTS-700 シリーズなど

ポイント: 非常に汎用性が高く、多くのトータルステーションで共通して使用できるのが最大のメリットです。


2. 運用とメンテナンスのコツ

ニッケル水素電池には特有の性質があります。長く、元気に使うための3つのルールをご紹介します。

メモリー効果に注意

「まだ半分残っているから」と継ぎ足し充電を繰り返すと、電池が「本来の容量」を忘れてしまい、使用時間が極端に短くなるメモリー効果が発生します。

  • 対策: できるだけ使い切ってから充電するか、定期的に「リフレッシュ(放電)」機能を備えた充電器を使用してください。

保管時の注意点

長期間(1ヶ月以上)使用しない場合は、フル充電のまま放置しないのが鉄則です。

  • 理想: 50%程度の残量で、湿気の少ない涼しい場所に保管してください。

冬場の性能低下

氷点下に近い現場では、化学反応が鈍くなり、バッテリーの持ちが急激に悪化します。

  • 対策: 予備バッテリーは内ポケットなどに入れ、体温で温めておくと現場での「突然の電池切れ」を防げます。

3. 寿命が来た時の選択肢

「充電してもすぐに切れる」「本体が膨らんできた」といった症状は寿命のサインです。

選択肢メリットデメリット
純正品購入最高の信頼性と安全性。価格が高く、現在は生産終了や在庫僅少の場合がある。
互換バッテリー安価(純正の1/2〜1/3程度)。セルの品質にバラつきがあり、寿命が短いリスクがある。
リフレッシュサービス既存のケースを再利用し、中の電池(セル)だけ新品に交換。信頼できる業者に依頼する必要がある。

4. 推奨される充電器

BT-52QAの性能を最大限に引き出すには、対応する純正充電器(BC-27シリーズなど)の使用を強く推奨します。

急速充電器を使用する場合は、過熱を防ぐために充電中の温度管理にご注意ください。


現場での「バッテリー切れ」は作業効率を大きく下げてしまいます。予備を常に2個以上確保し、ローテーションで運用するのが最も賢い方法です。

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