非常灯・誘導灯

[12-SC1.0]古河電池 LEDライト 他 バッテリーセル交換 関連情報

古河電池(FB)製のバッテリー型番**「12-SC1.0」**は、主に誘導灯や非常用照明器具などのバックアップ電源として広く活用されているニッケルカドミウム(Ni-Cd)電池です。

このバッテリーを安全かつ適切に管理するための関連情報を、ガイド形式でまとめました。


1. 基本スペックと主な特徴

「12-SC1.0」という型番には、その性能を示す重要な情報が含まれています。

  • 電圧/容量: 一般的に14.4V 1.0Ah(1.2Vのセルが12個直列)の仕様を指します。
  • 用途: 主に消防設備(誘導灯・非常灯)の予備電源。
  • 特徴: * 高信頼性: 長時間の停電時でも確実にLEDライト等を点灯させるよう設計されています。
    • 耐熱性: 器具内の温度上昇に強い構造になっています。

2. 主な用途と対応機器

このバッテリーは、主に以下のような「防災・防犯」に関わる設備で使用されます。

  • LED誘導灯: 公共施設やオフィスビルの「EXIT」サイン。
  • 非常用照明器具: 停電時に自動点灯する天井設置型のLEDライト。
  • 火災報知器の予備電源: 受信機等のバックアップ。
  • その他: 通信機器や制御機器の停電対策。

3. 交換時期の見極め(メンテナンス)

バッテリーは消耗品です。いざという時に点灯しないリスクを避けるため、以下のポイントをチェックしてください。

  • 交換の目安: 設置から4〜6年(使用環境によります)。
  • 劣化のサイン:
    • 誘導灯の「点検スイッチ」を引いても、数秒で消えてしまう。
    • 本体の充電モニターランプ(緑色など)が点滅している、または消灯している。
    • バッテリー本体が膨らんでいる、または液漏れがある。

注意: 消防法により、特定防火対象物などでは定期的な点検と報告が義務付けられています。

4. 購入・交換時の注意点

自分で交換、または手配する際は以下の項目を必ず確認してください。

  • コネクタの形状: 古河電池製でも、接続先の器具によってコネクタ(端子)の形状が異なる場合があります。現物のコネクタ色やピン数を確認してください。
  • 純正品の推奨: 安全性と保証の観点から、メーカー指定の純正品(または認定互換品)を選ぶのが最も確実です。
  • 廃棄方法: ニッケルカドミウム電池はリサイクル可能な資源です。一般ゴミとして捨てず、専門業者や家電量販店のリサイクルBOXを利用してください。

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