非常灯・誘導灯

[3HR-5/4SCUT-KKBD]国分電機 コイズミ照明 他 非常灯 バッテリーセル交換 関連情報

「バッテリーリフレッシュサービス(またはリパックサービス)」は、古くなったバッテリーパックを廃棄せず、中身の充電池(セル)だけを新品に交換して再利用する非常に合理的なサービスです。

非常灯や誘導灯のバッテリーは、ケースや配線、コネクタ部分は劣化しにくいため、このサービスを利用することでコストを大幅に抑えることができます。


1. リフレッシュサービスの仕組み

  1. 送付: お手持ちの使用済みバッテリーを専門業者へ送ります。
  2. 分解: 業者がケースを丁寧に解体し、古いセルを取り出します。
  3. 交換: 新品の高品質なセルをスポット溶接でつなぎ合わせ、元のケースに収めます。
  4. 検査: 電圧や充放電テストを行い、異常がないか確認します。
  5. 返却: リフレッシュされたバッテリーが手元に届きます。

2. リフレッシュサービスを利用する3つのメリット

① 圧倒的なコストパフォーマンス

メーカー純正の新品を購入する場合に比べ、30%〜60%程度の費用で済むケースが多いです。特に[3HR-5/4SCUT-KKBD]のような、少し特殊な型番や容量が大きいものほど、節約効果が高くなります。

② 廃盤・生産終了品にも対応可能

古い照明器具の場合、メーカーがすでにバッテリーの生産を終了していることがあります。リフレッシュサービスなら、中身のセル(汎用規格サイズ)さえあれば復活させることができるため、「バッテリーがないから照明器具ごと買い替える」という高額な出費を回避できます。

③ 環境への配慮(SDGs)

プラスチックケースやコネクタ、リード線を再利用するため、産業廃棄物を最小限に抑えることができます。企業の環境活動としてもアピールポイントになります。


3. 依頼時の注意点・チェックリスト

リフレッシュサービスを利用する際は、以下のポイントに注意してください。

  • 基板入りバッテリーの可否: 一部の高度なバッテリーには制御基板が入っており、リフレッシュができない(またはリセット作業が必要な)場合があります。[3HR-5/4SCUT-KKBD]のような単純な組電池であれば、ほとんどの業者で対応可能です。
  • セルの品質: 安価すぎる業者は、海外製の低品質なセルを使用している可能性があります。**「日本製セル使用」「JIS規格準拠」**を謳っている業者を選ぶのが安心です。
  • 納期: 現物を送ってから作業するため、手元に戻るまで1週間程度かかります。その間、非常灯が機能しない状態になるため、予備を確保しておくか、段階的に依頼するなどの計画が必要です。

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